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和光大学の総合型選抜。1期は授業体験・事前課題・実技・スクーリングの4方式、2〜4期は小論文方式。1〜3期は専願制

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和光大学の総合型選抜を2027年度の学生募集要項から整理しました。1期(授業体験方式・事前課題方式・実技方式・スクーリング方式)、2〜4期(小論文方式・実技方式)の日程と募集人員、学科ごとの授業体験のテーマと事前課題レポート、小論文の字数と配点、出願書類、学費と特待生試験、2025年度の入試結果まで解説します。

和光大学は東京都町田市にある大学で、現代人間学部(心理教育学科〔心理学専修・子ども教育専修・子ども教育専修 保育コース〕、人間科学科)、表現学部(総合文化学科・芸術学科)、経済経営学部(経済学科・経営学科)の3学部です。入学定員700名のうち、総合型選抜1〜3期の募集人員は307名で、4割を超えます。

総合型選抜は1期から4期まであり、1期は授業体験方式・事前課題方式・実技方式・スクーリング方式の4つから1つを選びます。2期と3期は小論文方式(芸術学科は2期に実技方式も)、4期は小論文方式と実技方式です。

1〜3期は専願制です。和光大学を第一志望とし、合格したら必ず入学すると確約できることと、日本国内に住んでいることが出願の条件です。大学の1〜3期のページは、他大学だけでなく、学内のほかの学部・学科との併願もできないとしています。4期(2027年3月3日)は他大学と併願できます(学内のほかの学部・学科との併願はできない)。

1期の出願は10月9日(必着)までで、検定料の支払いは10月8日の23時59分までです。

必ず最新の学生募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法・課題は年度によって変わります。 出典:和光大学 総合型選抜1期/2027年度 学生募集要項 総合型選抜1〜3期・学校推薦型選抜(PDF)/2027年度 学生募集要項 一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜・総合型選抜4期(PDF)/入試結果

日程

期 方式 出願期間(必着) 試験日 合格発表 入学手続期限
1期 授業体験方式・実技方式 9月10日〜10月9日 10月24日 11月2日 11月17日
1期 事前課題方式・スクーリング方式 9月10日〜10月9日 10月25日 11月2日 11月17日
2期 小論文方式・実技方式 11月2日〜12日 11月22日 12月1日 12月11日
3期 小論文方式 11月25日〜12月7日 12月12日 12月17日 2027年1月8日
4期 小論文方式・実技方式 2027年2月1日〜27日 3月3日 3月5日 3月15日
  • 検定料の支払いは、出願締切の前日の23時59分までです。出願期間の最終日だけ、10時〜14時に入試広報課の窓口で出願書類を出せます
  • 検定料は、1〜3期が35,000円、4期が30,000円です(別にサービス利用料がかかる)
  • 合格発表は13時からオンラインで確認します。入学手続期限は消印有効です
  • 実技方式は芸術学科だけの方式で、芸術学科は授業体験方式を実施しません。事前課題方式は子ども教育専修と保育コースでは実施せず、スクーリング方式は子ども教育専修と保育コースだけの方式です

募集人員

学科・専修・コース 1期 2期 3期 4期
心理教育学科 心理学専修 23 5 3 若干名
心理教育学科 子ども教育専修 10 2 2 若干名
心理教育学科 子ども教育専修 保育コース 8 2 2 若干名
人間科学科 30 5 5 若干名
総合文化学科 40 10 10 若干名
芸術学科 25 4 5 若干名
経済学科 30 15 13 若干名
経営学科 30 15 13 若干名

1期の人数は4方式の合計です。1〜3期の307名のうち196名が1期なので、専願で受けるなら1期が最も枠の大きい回です。

1期 授業体験方式

10月24日の午前に学科の授業を受け、その場でレポートを書きます。90分のうち最初の45分程度が授業で、残りがレポートの時間です。午後に面接があります。

学科 授業のタイトル レポート 配点
心理教育学科(3専修・コース共通) 子どもの学び 授業内容に関する設問と、自分の経験をふまえて考える設問(各400字程度) 授業体験とレポート40、面接60
人間科学科 「技能実習生」はなぜ失踪するのか? 提示されたテーマで800字程度 授業体験とレポート40、面接60
総合文化学科 文化のさまざまな形 自分が関心を持っている文化の魅力について800字程度 授業体験とレポート40、面接60
経済学科・経営学科 現代社会におけるヒト・モノ・カネ・情報の動き 提示されたテーマで600字程度 授業体験とレポート50、面接50
  • 要項には授業の概要も載っています。心理教育学科は子どもが自ら学ぶために何が必要かを心理学や教育学の研究・事例から考える授業、人間科学科は技能実習生の失踪問題を通して日本の外国人労働者の受け入れを考える授業です
  • 経済学科・経営学科の授業は高校の学習内容が土台で、経済学や経営学の専門知識は要らないとされています
  • 面接では、調査書・志望理由書・活動報告書などが参考資料になります。自己アピール用の資料を持ち込むこともできます(映像や音声は再生機器も自分で用意)

要項の対策ページも、授業のタイトルと内容を前もって調べておくよう勧めています。45分の授業を聞いてすぐに書くので、授業のメモは「何が問題とされたか」「その理由や例」「自分の経験と重なる点」に分けて取ると、レポートの材料にしやすくなります(課題文の要約、外国人労働者)。

1期 事前課題方式

出願時にレポートを出し、試験当日(10月25日)は面接だけです。配点は、事前課題レポートと面接をあわせて100点です。

学科 課題 字数
心理学専修 これまで学業や課外活動で興味を持って調べたテーマについてまとめる(探究の時間、修学旅行の事前学習、授業、部活動で調べたことでもよい。本やインターネットの引用を推奨) 1,200字程度
人間科学科 興味を持って調べた社会の出来事を1つ取り上げて内容をまとめ、自分の考えを書く 1,200字以上
総合文化学科 3つから1つ選ぶ。作品を1つ取り上げて現代の文化や社会での意味を考察する/作品を1つ取り上げて歴史的な意味を調べる/ある地域や時代の文化から興味をひかれるものを取り上げて意義を述べる 2,000〜2,400字
芸術学科 いちばん好きなアート・デザイン作品を挙げ、どのような表現か、優れていると感じる点、社会的評価や歴史的背景について書く 1,500字程度
経済学科・経営学科 自動車の自動運転について、日本の現状と背景、普及のための課題、自分が考える解決策を書く 2,000〜2,400字
  • どの学科もタイトルを付け、参考にした文献や資料があれば記載します。心理学専修と人間科学科は、内容のまとまりごとに小見出しも付けます
  • 心理学専修・人間科学科・総合文化学科・芸術学科は、パソコン(A4)でも手書き(A4の400字詰め原稿用紙)でもかまいません。経済学科・経営学科は、A4・400字詰めの横書き原稿用紙に、鉛筆かシャープペンシルで手書きします
  • 総合文化学科・芸術学科の手引きは、面接ではレポートの内容だけでなく、作成の中でどんな努力をしたかも質問するとしています。総合文化学科は、どの作品・文化を選んだかは評価に影響しないとしています
  • 経済学科・経営学科の手引きは、面接ではレポートに書いた意見を中心に質問するので、必ず自分の力で考えるよう求めています
  • 芸術学科は、面接にポートフォリオ(作品集)を必ず持っていきます

経済学科・経営学科は2,000字以上を手書きするので、下書きと清書の時間を分けて、出願締切(10月9日必着)から逆算して進めます(事前提出レポートの書き方)。

1期 実技方式(芸術学科)

10月24日に、出願時に選んだコラージュかデッサンの実技(10時30分〜12時)を受け、午後に面接があります。配点は実技40点、面接60点です。

  • コラージュは、用意された素材をB3の画用紙の上に構成します(黒鉛筆と消しゴムを持参)。デッサンは、用意されたモチーフを描きます(デッサン用具を持参)
  • 面接にはポートフォリオ(作品集)を必ず持っていきます。A4程度のファイルにオリジナルを中心にまとめ、模写だけにならないようにします。鑑賞した美術展や映画について調べて分析したレポート(800〜1,500字程度)を入れてもよく、映像は5分以内で再生できるようにします

1期 スクーリング方式(子ども教育専修・保育コース)

8月19日のスクーリング(授業、400字程度×2問のレポート、個人面談)に参加し、「出願許可」を得た人だけが出願できる方式です。今年のスクーリングは終わっているので、参加していない人はこの方式では出願できません。試験当日(10月25日)は面接だけで、スクーリングと面接をあわせて100点です。要項は、出願許可が得られなかった場合は授業体験方式を検討するよう書いています。

2期・3期・4期(小論文方式)

2期は11月22日、3期は12月12日、4期は2027年3月3日に、90分の小論文と面接を受けます。芸術学科は、2期と4期は実技方式も選べます。

学科 小論文のテーマ 字数 配点
心理教育学科 現代的な課題(心理、教育など) 800字程度 小論文40、面接60
人間科学科 現代的な課題(生命、身体文化、社会など)。指定されたキーワードからテーマを選ぶ 800字程度 小論文50、面接50
総合文化学科 文化や表現に関する課題 800字程度 小論文50、面接50
芸術学科 芸術表現に関する課題 800字程度 小論文40、面接60
経済学科・経営学科 経済や経営に関する課題(テーマ) 600字程度 小論文50、面接50
  • 小論文は、2期と4期が10時50分〜12時20分、3期が13時〜14時30分です
  • 心理教育学科は、誤字・脱字、段落構成、指定字数との整合性なども評価の対象としています。総合文化学科は、課題に即した適切なタイトルを付けられているかも見ます
  • 芸術学科は、小論文方式でも面接にポートフォリオを必ず持っていきます
  • 2026年度入試以降の過去問題は、大学の入試過去問題のページで見られます(閲覧用のIDとパスワードは大学のページに掲載)。要項の対策ページも、過去問題で小論文を書く練習を勧めています

90分で600〜800字なので、書き始める前に構成メモを作る時間を取れます。過去問題を使うときは、時間を計って90分の中で書き終える練習をしておきます(小論文の過去問の入手法と使い方)。

出願書類と面接

  • 1〜3期の出願書類は、入学願書、調査書、活動報告書、志望理由書、受験生アンケートです(大学の指定用紙)。事前課題方式は事前課題レポート、スクーリング方式は出願許可書も出します。4期は、活動報告書と志望理由書をWeb出願システムで入力して印刷します
  • 書類は自筆で、黒のボールペンで書きます(鉛筆や消せるボールペンは不可、間違えたら二重線で訂正)。事前課題レポートは除きます
  • 活動報告書に資格・検定を書いた場合は、証明書のコピーを付けます
  • 面接は個人面接です。要項の対策ページは、面接担当者は提出書類を見ながら面接を進めるとし、出願前に書類のコピーを取っておくよう勧めています

志望理由書と活動報告書は面接の材料になるので、書いたことを具体的なエピソードとあわせて話せるようにしておきます(志望理由書の書き方 完全ガイド、面接の頻出質問)。

費用と特待生試験

  • 入学手続時の納入額は800,000円(入学金250,000円を含む)です。保育コースは900,000円、芸術学科は825,000円です。初年次の総額は1,350,000円(保育コースは1,450,000円、芸術学科は1,400,000円)です
  • 一度納めた学生納付金は返還されません
  • 1〜3期の合格者も、一般選抜(前期・後期)を受けて「特待生試験」に挑戦できます(検定料は別に必要)。2科目で200点満点中160点以上なら全員が特待生になり、初年度の学費から95万円が免除されます(2年次以降も成績が優秀なら、4年間で最大380万円)
  • 入学前に申し込む給付奨学金「輝け!未来の和光ルビー」は、1年次の授業料が半額(上限475,000円)になる制度で、採用は30名以内です。評定平均3.5以上と家計の基準があり、申請は2027年1月上旬〜2月中旬の予定です(特待生試験に合格した場合や、高等教育の修学支援新制度を受ける場合は対象外)

2025年度の入試結果

大学のページに掲載されている最新の結果です。

学科・専修・コース 1期 志願者 1期 合格者 2・3期 志願者 2・3期 合格者 4期 志願者 4期 合格者
心理学専修 55 46 11 8 3 0
子ども教育専修 11 10 2 2 4 4
保育コース 12 12 3 3 0 0
人間科学科 20 19 7 6 5 3
総合文化学科 38 37 13 13 2 2
芸術学科 35 28 9 8 11 6
経済学科 31 31 16 15 10 9
経営学科 37 36 21 21 16 8
合計 239 219 82 76 51 32

1期は受験者235名に対して合格者219名、2・3期は受験者81名に対して合格者76名でした。心理学専修は1期で受験者54名に対して合格者46名です。

どこから手をつけるか

  1. 期と方式を決める。専願で受けるなら、枠が最も大きい1期です。1期は1つの方式しか選べないので、書くことが得意なら事前課題方式、授業を聞いて考えるのが得意なら授業体験方式を選びます。子ども教育専修と保育コースは事前課題方式がなく、スクーリング方式もスクーリングの参加者だけなので、これから受けるなら授業体験方式です
  2. 事前課題方式なら、レポートを先に仕上げる。出願は10月9日必着です。経済学科・経営学科は2,000字以上を手書きするので、清書の時間を多めに取ります
  3. 志望理由書と活動報告書を書き、コピーを取る。面接は提出書類を見ながら進みます
  4. 面接の準備をする。事前課題方式はレポートの内容と作成の過程、授業体験方式は学科の学びへの関心を、自分の言葉で説明できるようにします
  5. 2〜4期を考えるなら、過去問題で90分の小論文を練習する

まとめ

  • 和光大学の総合型選抜は1〜4期。1〜3期は専願制で、学内のほかの学科との併願もできない。4期は他大学と併願できる(学内のほかの学科とは不可)
  • 1期は授業体験方式・事前課題方式・実技方式・スクーリング方式から1つ。出願は10月9日必着、試験は10月24日・25日
  • 授業体験方式は、45分程度の授業を聞いてその場でレポート(400字×2問〜800字)を書く。学科ごとに授業のタイトルが公開されている
  • 事前課題方式は、学科ごとに1,200〜2,400字のレポート。経済学科・経営学科は自動運転がテーマで、原稿用紙に手書き
  • 2〜4期は90分の小論文(600〜800字)と面接
  • 1〜3期の募集人員は307名で、うち196名が1期。2025年度の1期は受験者235名に対して合格者219名
  • 1〜3期の合格者も、一般選抜で特待生試験(初年度95万円免除)に挑戦できる

同じ町田市の玉川大学と桜美林大学、首都圏の多摩大学、産業能率大学の記事も参考にしてください。総合型選抜の全体像は総合型選抜の完全ガイドにまとめました。

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