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創価大学・神田外語大学・桜美林大学の総合型選抜。Zoomのグループワーク、英語プレゼン、方式が6つ

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創価大学・神田外語大学・桜美林大学の総合型選抜を、2027年度の入学試験要項に沿って整理しました。創価のPASCAL入試(Zoomで60分のLTDグループワーク)と小論文方式、神田外語の英語プレゼンテーション、桜美林の6方式までを解説します。

この3校の総合型選抜は、どれも「面接だけ」では終わりません。

  • 創価大学の PASCAL入試は、Zoomで60分のグループワーク。予習ノートは持ち込めますが、生成AIと検索サイトは使えません
  • 神田外語大学の10月選考(英米語学科)は、英語テスト45分+英語プレゼン+日本語面接
  • 桜美林大学は総合型が6方式あり、1次が書類審査か基礎力審査、2次が面接です

そして創価大学は、小論文の出題方針と事前課題の全文を公開しています。

この記事は、公開されている2027年度の入学試験要項の記載をもとに構造を整理したものです。

必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は考え方を示すもので、要項の代わりにはなりません。 出典:創価大学 総合型選抜入学試験要項(2027年度・PDF)/創価大学 グローバル人材育成入試 事前課題(PDF)/神田外語大学 総合型選抜/桜美林大学 総合型選抜 募集要項(PDF)

創価大学——総合型が6方式、そのうち3つに「書く試験」がある

方式の一覧

方式 選考の中身
PASCAL入試 一次:書類審査200点/二次:LTD方式のグループワーク(60分)+個別面接(15分)をZoomで
グローバル人材育成入試(GCP型・グローバル特色型) 書類(事前課題=小論文を含む)+探究プレゼンテーション+英語小論文+面接
国際バカロレア入試 書類審査100点+個別面接100点
基礎学力方式(専願型・併願型) 書類50点+筆記試験60分100点+個別面接50点
女子特別選抜 書類50点+筆記60分100点+個別面接(基礎学力方式と同じ設問50点+女子特別選抜の設問50点)
小論文方式 書類50点+小論文800字以内・60分(100点)+個別面接50点

専願タイプの共通出願資格にはこうあります。

(1)本学を第一志望(学科専願)とし、合格した場合は必ず入学する者。

PASCAL入試——Zoomで60分のグループワーク

段階 内容 配点
第一次選考 書類審査(調査書/自己推薦書/出願資格・各種資格等証明書類) 200点
第二次選考 LTD方式のグループワーク(60分)+個別面接(15分/面接員2名・受験者1名) 140点(うち50点は第一次選考×0.25)

日程はこうです。

項目 期日
出願期間 2026年9月1日(火)〜9月11日(金)<消印有効>
第二次選考 2026年10月17日(土)(全学部)

第二次選考はオンライン(Zoom)です。受験環境の指定が細かい。

受験に際しては、インターネットに接続可能な、受験者の顔の映像を映すことができるカメラ付きの端末(パソコン、タブレット、スマートフォン等)が必要です。(中略)パソコンでの受験を推奨いたしますが、使用端末による受験上の不利はありません。

そしてLTD方式の持ち物と禁止事項が明記されています。

⑶ LTDの際、手元に置けるものは受験票、予習ノート、筆記用具、時計になります。LTD中に予習教材を見ることや使用端末で、生成AIや検索サイト等の利用はできません。 ⑺ 受験時、口元が見えない場合には話しているかどうか確認しづらいため、画面上で口元が隠れないように注意してください。 ⑻ 受験者の話し声が小さい場合、また他の受験者の声が聞き取りづらい場合は受験が不利になる場合がありますのでご注意ください。 ⑽ 服装は自由です。

「予習ノートは持ち込めるが、予習教材そのものは見られない」——つまり、教材を読んで自分でまとめたノートをあらかじめ作っておく形式です。LTD(Learning Through Discussion)は、事前に同じ資料を読んで議論する方式なので、要約と論点の書き出しが準備の中心になります(構成メモの作り方、グループディスカッションの対策)。

「話し声が小さいと不利になる」と明記されているのは珍しい注意書きです。オンラインならではの条件で、マイクの位置と声量を事前に試しておく必要があります。

小論文方式——出題方針が公開されている

選考 配点
書類審査(調査書/自己推薦書/出願資格・各種資格等証明書類) 50点
小論文(800字以内・60分) 100点
個別面接(面接員2名・受験者1名) 50点

出題方針が明記されています。

出題方針:自身が関心のある最近の社会問題と創価大学の建学の精神を関連づけて述べる問題。 文字数:800字以内 ※社会問題は、国内・国外いずれの問題であるか問わない。建学の精神は3つを包括的に述べても1つに絞っても良い。

大学の建学の精神と社会問題を結びつける——この構造が事前に分かっています。準備は2つ。

  1. 建学の精神を、自分の言葉で説明できるようにする(3つのうち1つに絞ってもよい)
  2. 関心のある社会問題を2〜3本、800字で書ける状態にしておく

800字なら、社会問題の説明250字+建学の精神との接続300字+自分がどう関わるか250字が目安です(段落構成の作り方、時事問題の押さえ方)。

グローバル人材育成入試——事前課題が全文公開されている

選考は4段階です。

選考 内容
(1)書類審査 調査書/活動報告書/事前課題(小論文)/出願資格・各種資格等証明書類
(2)探究プレゼンテーション(看護学部は免除) 高校在学時に「総合的な探究の時間」の科目等で取り組んだ課題テーマを1つ挙げ、10分以内でプレゼン。その後、受験者相互に5〜10分の質疑応答
(3)英語小論文 配布する解答用紙(A4サイズ・1枚)の枠内に収まるように記述。学部学科の専門性を問わない一般的な事項
(4)面接 個人面接(1人15分程度)。国際教養学部は英語。GCP型出願者は学科別面接後にGCP面接(20分程度・主に日本語、一部英語)

(2)の「受験者相互に質疑応答」が独特です。教員だけでなく、他の受験生からも質問される形式です。

そして事前課題(日本語の小論文)の全文が公開されています。

今日、国際社会では戦争や力による現状変更により多くの命が失われるとともに、自国中心主義による外国人や移民の排斥など社会の対立や分断が深刻化しています。また、気候変動や貧困、難民問題など地球的課題も山積し、「平和」の実現が一層困難さを増しています。このような世界において「平和への課題」を考えるにあたり、あなたが創価大学で学ぶ意義についてどのように考えますか。創価大学の目指す人材像とも関連づけて述べなさい。 文字数は800文字以上1,000文字以内とします。冒頭、及び改行時の文頭は1マス空けとし、適宜改行してマスに収まるよう記入してください。ただし参考文献(ミッションステートメント等)は必ずしも引用する必要はありません。 冒頭の1マス空け、句読点、カッコ、改行による空白は字数に含みます。

問いは「平和への課題」ではなく「あなたがこの大学で学ぶ意義」です。世界情勢の分析だけを書くと、問いに答えていません。

構成の目安はこうです。

段落 字数 中身
1 200字 挙げられた課題(戦争/排斥/気候変動・貧困・難民)から1つに絞り、なぜそれが「平和」の障害なのかを述べる
2 300字 その課題に取り組むには何を学ぶ必要があるか
3 300字 創価大学で学ぶ意義——大学の目指す人材像と結びつける
4 150字 自分が卒業後に何をするか

土台になるテーマは格差と再分配・外国人労働・多様性・気候変動への適応・グローバル化と文化にあります。

神田外語大学——10月選考は英語プレゼン、11月選考は口頭試問

2つの選考

10月選考 11月選考
出願期間 9月3日(木)〜9月10日(木) 11月1日(日)〜11月6日(金)
試験日 10月3日(土)・10月4日(日) 11月18日(水)〜11月20日(金)
合否発表 11月2日(月) 12月1日(火)

どちらも専願です。

合格した場合は必ず入学することが条件です。

募集人員が大きい

学科・専攻 10月選考 11月選考
英米語学科 39名 33名
中国語専攻/韓国語専攻 各11名 (アジア言語学科各専攻で計23名)
インドネシア語/ベトナム語/タイ語専攻 各5名 (同上)
スペイン語専攻 15名 (イベロアメリカ言語学科17名)
ブラジル・ポルトガル語専攻 7名 (同上)
国際コミュニケーション専攻 16名 (国際コミュニケーション学科15名)
国際ビジネスキャリア専攻 4名 (同上)
グローバル・リベラルアーツ学科 12名 7名

英米語学科だけで10月39名+11月33名。総合型選抜がこの大学の主要な入口です。

選考方法——10月は英語プレゼン、11月は口頭試問

英米語学科の10月選考

  1. 書類審査
  2. 英語テスト(約45分) 英文法15分+英語リスニング約30分
  3. 英語プレゼンテーション(約15分) 英語プレゼンテーション(4分以内)+英語による質疑応答(約8分)
  4. 日本語面接(約5分)

英米語学科の11月選考

  1. 書類審査
  2. 英語テスト(約45分)英文法15分+英語リスニング約30分
  3. 日本語と英語による口頭試問(日本語面接を含む/約15分)

10月はプレゼン、11月は口頭試問。同じ学科でも、選考回で試験の形が変わります。

グローバル・リベラルアーツ学科(両選考共通)

  1. 書類審査
  2. 英語テスト又は英語資格
  3. 日本語プレゼンテーション(10分以内)
  4. 日本語による質疑応答・面接(約15分)

こちらは日本語で10分のプレゼンです。英米語学科の英語4分とは、準備がまったく違います。

出願資格

選考 学科 条件
10月選考 国際コミュニケーション学科 実用英語技能検定2級合格以上など、複数の英語資格基準から1つ以上
10月選考 その他の学科 「志望学科および専攻の学習に強い意欲と明確な目標をもっていること」
11月選考 英米語学科・国際コミュニケーション学科 高校での英語および国語の学習成績の状況が両方とも3.0以上
11月選考 その他の学科 「強い意欲と明確な目標」

11月選考には評定条件があり、10月選考にはない(国際コミュニケーション学科の英語資格を除く)。評定が足りないなら10月、という判断ができます(評定が低くても出せる総合型)。

英語プレゼンの準備はプレゼン型入試の対策、英語で読む・話す対策は英文課題文の小論文と国際系学部の小論文を参照してください。

桜美林大学——学群ごとに課題図書が指定されている

総合型選抜の方式

方式 内容
総合評価方式(第1回〜第4回) 1次=書類審査/2次=面接(課題図書の内容理解度を含む)
探究入試(Spiral) 課題図書なし
基礎力評価方式 課題図書なし
グローバル人材育成奨学生選抜 奨学生選抜
帰国生徒/キリスト教学校教育同盟/スポーツ/同窓生徒/キリスト者 それぞれ趣旨が異なる

要項の説明はこうです。

総合型選抜は、1次審査(書類審査もしくは基礎力審査)および2次審査(課題図書の内容理解度を問う口答試問を含む面接、芸術文化学群は実技審査等を含む)を行い(……)

そして専願と併願を選べます。

① 専願…桜美林大学を第1志望とし、合格後は必ず本学に入学することを前提とした制度。 ② 併願…他大学へ志願することも可能な制度。

課題図書が全学群分公開されている

これが桜美林大学のいちばん実用的な情報です。

学群 課題図書
リベラルアーツ学群(3領域共有) 『論理的思考とは何か』渡邉雅子(岩波新書)
グローバル・コミュニケーション学群 下記2冊から1冊選択/①『外国語をはじめる前に』黒田龍之助(ちくまプリマー新書)/②『Animal Farm』George Orwell(Penguin Books)
ビジネスマネジメント学群 『知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ』苅谷剛彦(講談社)
健康福祉学群 下記2冊から1冊選択/①『長生きできる町』近藤克則(角川新書)/②『なぜ人と人は支え合うのか』渡辺一史(ちくまプリマー新書)
航空学群3コース 『君たちはどう生きるか』吉野源三郎(岩波文庫)
芸術文化学群(「課題図書型」を選択した場合のみ) <演劇・ダンス>①『身体が生み出すクリエイティブ』諏訪正樹/②『人はなぜ物語を求めるのか』千野帽子 <音楽>『音楽の危機―《第九》が歌えなくなった日』岡田暁生 <ビジュアル・アーツ>『デザインのめざめ』原研哉
教育探究科学群 課題図書なし

注意すべき指定が1つあります。

グローバル・コミュニケーション学群:(中略)面接時、課題図書の内容は、選んだ本が書かれている言語で質問をします。

『Animal Farm』を選ぶと、面接での質問が英語になります。日本語で答えたいなら『外国語をはじめる前に』を選ぶ、という判断ができます。

また航空学群3コースは英語による質問もしますと明記されています。

なお基礎力評価方式(全学群)と総合評価方式フライトオペレーション(パイロット養成)、探究入試(Spiral)には課題図書がありません。

課題図書型の面接を、どう準備するか

面接時間はリベラルアーツ・ビジネスマネジメント・健康福祉・教育探究科学・航空学群が約15分、グローバル・コミュニケーション学群が約20分。この中で本の内容を問われます。

準備は4つ。

① 3回読む。1回目は通読、2回目は線を引きながら、3回目は自分の関心で拾い直す。

② 「この本は何を問うているか」を1分で言えるようにする。要約ではなく、著者が立てた問いをつかむのが先です。

③ 印象に残った箇所を3つ、理由つきで用意する。「どこが面白かったですか」は必ず来ます。

④ 自分の経験と結びつける。『知的複眼思考法』なら自分が常識を疑った場面、『なぜ人と人は支え合うのか』なら自分が誰かに支えられた/支えた経験。本と自分をつなぐ一言があるかどうかで、答えの厚みが変わります。

同じ課題図書型は國學院大學の課題図書型、東京外国語大学(『ビラヴド』)、北海学園大学の課題小論文にもあります。読み方の技術は課題文の要約と課題文の線の引き方にまとめました。

日程と、オンライン面接

項目 第1回 第2回
出願登録 9月1日(火)〜9月10日(木) 10月9日(金)〜11月12日(木)
1次合格発表 10月16日(金) 12月4日(金)
2次審査 試験日 10月24日(土):ビジネスマネジメント学群・芸術文化学群/10月25日(日):リベラルアーツ・グローバル・コミュニケーション・健康福祉・教育探究科学・航空学群3コース 12月12日(土):すべての学群
2次合格発表 11月2日(月) 12月18日(金)

キャンパス受験とオンライン受験を選べます。オンラインを選んだ場合は事前接続テストへの参加が必須(第1回は10月20日〜21日、所要時間約10分程度)。

試験会場はキャンパスが分かれます。新宿キャンパス(ビジネスマネジメント学群)、東京ひなたやまキャンパス(芸術文化学群)、町田キャンパス(その他)。

3校を、どう使い分けるか

日付 入試
9月1日〜10日/11日 創価・桜美林(第1回)の出願
9月3日〜10日 神田外語 10月選考の出願
10月3日・4日 神田外語 10月選考
10月17日(土) 創価 PASCAL入試 第二次選考(Zoom)
10月24日・25日 桜美林 第1回 2次審査
11月18日〜20日 神田外語 11月選考
12月12日(土) 桜美林 第2回 2次審査

出願がすべて9月上旬に集中します。夏休み中に書類と課題図書を終わらせておく必要があります。

条件の違いはこうです。

創価 神田外語 桜美林
専願/併願 方式による(専願タイプあり) 専願 専願と併願を選べる
書く試験 小論文800字(小論文方式)/事前課題800〜1,000字(グローバル人材育成) なし(英語テスト) なし(課題図書の口答試問)
事前に読むもの LTDの予習教材 — 学群指定の課題図書
オンライン PASCALはZoom必須 — 選択可(事前接続テスト必須)

まとめ

  • 創価大学の総合型は6方式。PASCAL入試はZoomで60分のLTDグループワーク+個別面接15分。予習ノートは可、生成AIと検索サイトは不可、服装自由
  • 創価の小論文方式は出題方針が公開されている。「自身が関心のある最近の社会問題と創価大学の建学の精神を関連づけて述べる」800字以内・60分
  • 創価のグローバル人材育成入試は事前課題(小論文)の全文が公開。「平和への課題」を踏まえてこの大学で学ぶ意義を800〜1,000字。探究プレゼン10分+受験者相互の質疑と英語小論文もある
  • 神田外語大学は10月選考と11月選考。どちらも専願
  • 神田外語の英米語学科は10月が英語プレゼン(4分+英語質疑8分)、11月が日本語と英語による口頭試問。英語テスト45分は共通
  • 11月選考の英米語・国際コミュニケーション学科は英語と国語の評定が両方3.0以上。10月選考には評定条件がない
  • 桜美林大学は学群ごとに課題図書を指定し、2次面接で内容理解度を問う。リベラルアーツは『論理的思考とは何か』、ビジネスマネジメントは『知的複眼思考法』、航空学群は『君たちはどう生きるか』
  • グローバル・コミュニケーション学群で『Animal Farm』を選ぶと、面接の質問が英語になる
  • 桜美林は専願と併願を選べ、オンライン面接も選べる(事前接続テスト必須)

小論文そのものの書き方は小論文の書き方 完全ガイドに、総合型全体の進め方は総合型選抜 完全ガイドにまとめています。

国際系の大学別対策は国際教養大学・ICU・東京外国語大学・上智大学 公募推薦・女子大の総合型選抜にもあります。

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