岡山県立大学の総合型選抜。配点も合格最低点も実技の解答例も公開されている
岡山県立大学の2027年度総合型選抜を要項から整理しました。配点が全部公開されていて、合格者の最低得点も、実技の過去問・採点基準・合格者の解答例まで公開されています。2027年度から入学前教育が新設され、現代福祉学科は合格後に共通テストを原則受験します。
岡山県立大学(公立・岡山県総社市)の総合型選抜は、★合格に必要な情報がほぼ全部公開されています。
| 公開されているもの | 中身 |
|---|---|
| ★配点 | ★学科ごとに、実技何点・面接と書類審査何点まで |
| ★合格者の最低得点 | ★5年分。満点つき |
| ★実技の過去問 | ★直近1年分(全学)。ビジュアルデザイン学科と建築学科は過去3年分 |
| ★実技の採点基準 | ★あり |
| ★合格者の解答例 | ★画像で公開(建築学科は解答用紙も) |
★実技の「合格者の解答例」が画像で見られる大学はめずらしいです。
必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は2027年度(令和9年度)の総合型選抜学生募集要項(22ページ)と入学者選抜要項(36ページ)、志望理由書の様式2種、入学資格審査実施要項、比較のために2026年度(令和8年度)の要項2冊によります。 出典:岡山県立大学 入学者選抜要項・学生募集要項、問題公表、入学者選抜試験実施状況。2026年10月6日に確認しました。
★岡山県には「岡山県立大学」と「新見公立大学」という2つの県内公立大学があります。★この記事は岡山県立大学です。
総合型選抜を実施するのは4学科だけ
| 学部 | 学科 | 入学定員 | ★総合型選抜 |
|---|---|---|---|
| ★保健福祉学部 | ★現代福祉学科 | 35 | ★7名 |
| 保健福祉学部 | 看護学科 | 40 | ★実施なし |
| 保健福祉学部 | 栄養学科 | 40 | ★実施なし |
| 保健福祉学部 | 子ども学科 | 25 | ★実施なし |
| 情報工学部 | 情報通信工学科 | 50 | ★実施なし |
| 情報工学部 | 情報システム工学科 | 50 | ★実施なし |
| 情報工学部 | 人間情報工学科 | 40 | ★実施なし |
| ★デザイン学部 | ★ビジュアルデザイン学科 | 30 | ★4名 |
| ★デザイン学部 | ★工芸工業デザイン学科 | 30 | ★4名 |
| ★デザイン学部 | ★建築学科 | 30 | ★4名 |
| ★合計 | ★4学科 | — | ★19名 |
★情報工学部では総合型選抜を実施しません。★保健福祉学部も現代福祉学科だけです。
★「特別入試」=総合型選抜ではありません。
★要項の章立てでは、総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生入試・私費外国人留学生入試の4つがまとめて「特別入試」と呼ばれています。★上位のカテゴリ名です。
配点は全部公開されている
| 学科 | 個別学力検査等 | 配点 | ★合計 | ★実技の比重 |
|---|---|---|---|---|
| ★現代福祉学科 | ★個人面接(英語・公民「公共」の試問を含む)及び書類審査 | 100 | ★100 | ★実技なし |
| ★ビジュアルデザイン学科 | ★実技(与えられた条件(図や文章)を満たす立体物の描写) | ★200 | ★400 | ★50% |
| 個人面接及び書類審査 | 200 | |||
| ★工芸工業デザイン学科 | ★実技(鉛筆デッサン) | ★300 | ★500 | ★60% |
| 個人面接及び書類審査 | 200 | |||
| ★建築学科 | ★実技(与えられた条件(図や文章)を満たす図形の作図) | ★200 | ★400 | ★50% |
| 個人面接及び書類審査 | 200 |
★工芸工業デザイン学科だけ実技が300点で、★500点満点の60%です。
★要項の列名は「個別学力検査等」で、★実技も「個人面接及び書類審査」も同じ列に並びます。★この用語を覚えておくと、次の節の話が読めます。
★実技は3学科とも120分ですが、★中身はまったく違います。
| 学科 | 実技の内容 | 用紙 |
|---|---|---|
| ★ビジュアルデザイン | ★条件文で指定された想定物を含めて鉛筆デッサン | ★B3イラストボード |
| ★工芸工業デザイン | ★配付されたモチーフの鉛筆デッサン | ★B3イラストボード |
| ★建築 | ★フリーハンドの作図(陰影や材質の表現はしない) | ★A3用紙(解答用紙3枚) |
★用紙は大学が配付します(持参品ではありません)。
共通テストは「評価の対象外」だが、合格後に受ける
(注)令和9年度大学入学共通テストは★評価の対象とはしません。
★ここで話を終えてはいけません。★2027年度から「入学前教育」が新設されました。
| 学部 | 入学前教育での共通テストの扱い |
|---|---|
| ★保健福祉学部 現代福祉学科 | ★「原則として大学入学共通テストを受験してください」(高等学校の専門教育を主とする学科または総合学科の卒業(見込)者、体調不良等やむを得ない事情で受験できなかった者を除く) |
| ★デザイン学部 全学科 | ★「大学入学共通テストの受験を推奨します」 |
| ★両学部とも | ★全員にe-ラーニング教材の受講を課す |
★受験科目は、入学予定学科が一般選抜前期日程で指定する科目です。
★ただし歯止めも明記されています。
(注1)★大学入学共通テストの受験の有無やその成績によって合格を取り消すことはありません。
★現代福祉学科を総合型選抜で受ける人は、合格後に一般選抜前期と同じ科目セットを受けることになると考えておいてください。★共通テスト出願時に「成績の閲覧を希望する」を選択しておく必要があります。
★これは2026年度の要項には「入学前教育」の語が1件もなかった、新しい規定です。
出願資格に地域要件はない。全国から出願できる
| 項目 | ★総合型選抜 | 学校推薦型選抜 |
|---|---|---|
| ★地域要件 | ★なし(全国どこからでも出願可) | ★あり(①岡山県内の高校を2027年3月卒業見込み、または②県外高校の卒業見込み者で本人または保護者が2026年4月1日から引き続き岡山県内に住所) |
| ★評定の基準 | ★なし | ★あり(学科により学習成績の状況4.0以上/学習成績概評A段階など) |
| ★既卒 | ★可。卒業年の区切りがない | ★不可(2027年3月卒業見込み者のみ) |
| ★高校長の推薦 | ★不要 | ★必要 |
| ★専願 | ★必要 | 必要 |
| ★高卒認定 | ★可 | — |
| ★事前イベント参加 | ★不要 | — |
| ★書類の送付 | ★志願者本人が郵送 | ★高等学校長がとりまとめて高校が郵送 |
★出願資格の学科要件(原文)
| 学科 | 要件 |
|---|---|
| ★現代福祉学科 | ★本学での勉学及び地域社会や国際社会における諸活動への参加に強い意欲があり、合格した場合必ず入学することを確約できる者 |
| ★デザイン学部3学科 | ★本学での勉学及び地域社会や国際社会への貢献に強い意欲があり、合格した場合必ず入学することを確約できる者 |
★4学科とも専願です。
★学校教育法施行規則第150条第7号で出願する人は、出願より前に入学資格の認定が必要です(★申請は2026年7月23日必着)。
★総合型選抜に地域枠はありません。★ただし入学料には地域差があります(後述)。
デザイン学部の実技は、学校推薦型とは別物
| 学科 | ★総合型選抜の実技 | ★学校推薦型選抜 |
|---|---|---|
| ★ビジュアルデザイン | ★120分(条件を満たす立体物の描写) | ★180分(★想定描写を含む鉛筆デッサン) |
| ★工芸工業デザイン | ★120分(鉛筆デッサン) | ★180分(鉛筆デッサン) |
| ★建築 | ★120分(条件を満たす図形の作図) | ★実技ではなく小論文120分 |
★時間が60分違い、建築学科は科目そのものが違います。★学校推薦型の過去問を総合型の練習に使うときは注意してください。
持参品は学科で違う。建築だけ筆箱を机に置けない
| 学科 | ★持参品 |
|---|---|
| ★現代福祉学科 | ★受験票だけ(鉛筆も消しゴムも不要) |
| ★ビジュアルデザイン学科 | ★受験票、黒鉛筆、消しゴム(ねりゴム可)。★羽ぼうきの使用も認める。イーゼル、カルトンは使用できません |
| ★工芸工業デザイン学科 | ★同上 |
| ★建築学科 | ★受験票、黒鉛筆(シャープペンシル可)、消しゴム(★ねりゴム・羽ぼうきの記載なし) |
★建築学科だけシャープペンシルが使えます。★ビジュアルデザインと工芸工業デザインには、シャープペンシルの許可がありません。
★筆箱の扱いも学科で違います。
★デザイン学部ビジュアルデザイン学科及び工芸工業デザイン学科の実技のみ、筆箱を机の上に置くことを認めます。
★建築学科は筆箱を机上に置けません。
★使用できないもの:★定規(定規の機能を備えた鉛筆等を含む)、コンパス、さっぴつ(擦筆)等の補助具、携帯電話・スマートフォン・ウェアラブル端末等の電子機器類。
★不正行為の例に「鉛筆や問題冊子等を定規代わりに使うこと」も挙げられています。
★デッサンで擦筆(さっぴつ)を使う習慣がある人は、使わない練習をしておく必要があります。★ティッシュペーパーは机上に置けますが、「実技の道具として使用することは認めない」と明記されています。
★2027年度から身分証明書の持参が必須になりました(★顔写真付きで試験日において有効なもの)。★これも2026年度の要項には「身分証明書」の語が1件もなかった新設です。
出願書類は3点だけ。志望理由書の字数が学科で違う
| 書類 | 内容 |
|---|---|
| ★志願票(原票) | インターネット出願の登録・検定料支払の完了後に印刷 |
| ★志望理由書 | ★大学所定の様式。A4片面印刷 |
| ★調査書 | ★出願年度の4月1日以降に作成し、厳封したもの |
★活動報告書もポートフォリオも推薦書も要りません。
設問文(原文)
| 学科 | 設問 | ★字数 |
|---|---|---|
| ★現代福祉学科 | ★「本学を志望した理由、本学で学びたいテーマ、将来のキャリアビジョンについて、高等学校在籍時に主体的に取り組んだ活動や経験と関連付けて、1600字程度で書きなさい。」 | ★1600字程度 |
| ★デザイン学部3学科共通 | ★「本学を志望した理由及び将来の展望について、1200字程度で書きなさい。」 | ★1200字程度 |
★現代福祉学科だけ「高等学校在籍時に主体的に取り組んだ活動や経験と関連付けて」という条件が付きます。★活動報告書の提出がない代わりに、志望理由書の中で活動を語らせる設計です。
作成のきまり(両様式に共通)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★作成方法 | ★志願者が、文書作成ソフトウェア又は自筆で作成すること(どちらでもよい) |
| ★ワープロの場合 | ★明朝体またはゴシック体、12ポイント以上、黒字 |
| ★自筆の場合 | ★黒ボールペン(消せるボールペンは不可)。誤記は二重線+余白に修正内容。★訂正印は不要 |
| ★装飾 | ★写真や図表等の挿入、太字や斜体、下線等の文字装飾は行わないこと |
| ★ページ | ★全てA4片面1ページが1枚になるよう印刷。ステープル留めは不要 |
| ★頁数 | ★各頁の下部に「頁数」と「総頁数」を記載(頁数/総頁数) |
★太字も下線も禁止です。★本文欄は罫線なしの白枠で、★自筆の場合は枠内に罫線を引いてもよいことになっています。
試験日は、出願してから受験票で分かる
| 事項 | 日程 |
|---|---|
| ★インターネット出願登録・検定料支払 | ★2026年8月26日(水)〜9月7日(月)16:59 |
| ★出願書類提出 | ★2026年9月1日(火)〜9月7日(月)(★9月6日までの国内消印がある簡易書留速達は9月8日以降の到着でも有効) |
| ★試験日 | ★2026年10月3日(土)・10月4日(日) |
| ★合格者発表 | ★2026年11月1日(日)10時(Post@netの合否照会。★掲示も郵送もなし) |
| ★入学手続期間 | ★2026年11月16日(月)〜11月20日(金)17:00必着 |
★どちらの日に受けるかは、出願してから分かります。
- ★現代福祉学科:10月3日または4日の★いずれか指定する一日
- ★デザイン学部各学科:10月3日または4日のいずれか指定する一日、★もしくは両日
★両日になった場合の原文
★※両日の場合は、個別学力検査を二日間に分けて実施予定です。
★「個別学力検査」には実技と個人面接の両方が含まれます(配点表の列名が「個別学力検査等」)。★実技を2回受けるという意味ではありません。★実技と面接を別の日に割り振るという意味です。
★出願者数が確定した後に各学科の試験日を決定します。決定した試験日は、受験票印刷が可能になった後に、受験票で確認してください。
★受験票は試験日の5日前までに「印刷可能」になります(サイト掲載+登録メール)。★A4・カラー・拡大縮小なしで印刷します。
★出願の期間は2026年度の5日間から7日間に延びました。
当日の時間割と、40分の退室制限
| 学科 | 午前 | 午後 |
|---|---|---|
| ★現代福祉学科 | ★集合9:40/10:00〜12:00 | ★集合12:40/13:00〜17:00 |
| ★デザイン学部3学科 | ★集合9:40/実技 10:00〜12:00 | ★集合12:40/面接 13:00〜17:00 |
★現代福祉学科の面接は、午前の部と午後の部に分かれます。★午後の部になる人の受験票には、試験開始時刻が「13:00」と表示されます。
★13:00〜17:00は時間割上の枠です。★1人あたりの面接時間も、面接官の人数も、要項に書かれていません。
★退室には制限があります。
| 試験 | 退室 |
|---|---|
| ★実技 | ★試験開始後、終了するまで試験室から退室できない |
| ★面接 | ★試験開始後40分経過しなければ、面接終了者控室から退室できない |
★現代福祉学科の午前の部は、午後の部の集合時刻(12:40)まで控室で待機します。★午後の部の集合状況によっては最大13:30まで待機です。
★当日、学生会館内の食堂等は利用できません。★昼食の持参が必要です(控室の自席で食べます)。
★控室では読書と水分補給が認められます(★教科書やメモも可。ただし電子書籍を除く)。★かばんから本や水筒を出すときは、必ず試験監督者の許可を受けます。
★遅刻は試験開始後30分以内まで(時間の延長なし)。
★デザイン学部は、実技及び面接のいずれか一方でも受験しない者は、入学者選抜の対象から除かれます。
★試験会場は岡山県立大学だけで、★JR桃太郎線(吉備線)服部駅から徒歩5分です。★下見は2026年10月2日(金)14時〜16時にできます(★建物内には入れません)。
実技の過去問・採点基準・合格者の解答例が公開されている
| 公開物 | 範囲 |
|---|---|
| ★全学の「問題公表」ページ | ★直近1年分(問題・採点基準・合格者の解答例) |
| ★ビジュアルデザイン学科のサイト | ★過去3年分 |
| ★建築学科のサイト | ★過去3年分(★解答用紙と「採点基準及び解答例」つき) |
| ★工芸工業デザイン学科 | ★学科独自のページはなく、全学ページの直近1年分のみ |
| ★現代福祉学科 | ★公開物なし(筆記・実技がないため対象の項目自体がない) |
★建築学科は各問の配点まで公開されています(2026年度は問題1が80点、問題2が60点、問題3が60点の計200点)。
★採点基準の観点(建築学科の例):「立体の形を正しく把握できているか」「与えられたガイドラインを用いて立体の形を正しく描けているか」★「図形がきれいに描けているか」。
★公開の方針も書かれています。
入試問題、解答用紙及び解答例等を★過去1年分に限り公表しています。なお、★デザイン学部ビジュアルデザイン学科、建築学科では学科のウェブサイトで過去3年分を公表しています。
★解答例の公表に当たり、一義的な解答が示せない記述式の問題等については「出題の意図又は複数の若しくは標準的な解答例等」を公表するとされています。
★窓口での閲覧・提供もできます。★ただし「小論文」は著作権の処理上、閲覧のみで資料送付は行われません。
★入試過去問題活用宣言に参加しているので(2018年7月、保健福祉学部とデザイン学部)、★参加大学の過去問を使って出題することがあり、使用した場合は入試終了後に受験生に分かる形で公表されます。
★2027年度の実技問題は、試験終了後に順次公表予定です。★採点基準と解答例は2027年4月中旬に公表予定で、★本年度の試験問題は資料請求による提供はできません。
★要項には、こうした公開を大学自身が運用として位置づけている記述があります。
入試情報の提供(★合格者の最高点及び最低点(総合得点)の公表、★実技の模範解答の公表(本学ウェブサイトへの掲載、オープンキャンパス等入試説明会での閲覧、過去の問題を掲載する書籍の出版社への写しの交付)等)
倍率は5〜9倍。合格最低点は得点率75%前後
2026年度(令和8年度)の実施状況
| 学科 | 募集 | 受験者(志願者) | 合格者 | ★実質倍率(志願倍率) |
|---|---|---|---|---|
| ★現代福祉 | 7 | 35(35) | 7 | ★5.0(5.0) |
| ★ビジュアルデザイン | 4 | 30(30) | 4 | ★7.5(7.5) |
| ★工芸工業デザイン | 4 | 27(27) | 4 | ★6.8(6.8) |
| ★建築 | 4 | 37(38) | 4 | ★9.3(9.5) |
| ★合計 | ★19 | ★129(130) | ★19 | ★6.8(6.8) |
2025年度(令和7年度)の実施状況
| 学科 | 募集 | 受験者(志願者) | 合格者 | ★実質倍率(志願倍率) |
|---|---|---|---|---|
| 現代福祉 | 7 | 45(45) | 7 | ★6.4(6.4) |
| ★ビジュアルデザイン | 4 | 46(47) | 4 | ★11.5(11.8) |
| 工芸工業デザイン | 4 | 23(24) | 4 | ★5.8(6.0) |
| 建築 | 4 | 37(37) | ★5 | ★7.4(9.3) |
★年による振れが大きいです。★ビジュアルデザイン学科は2025年度が11.5倍、2026年度が7.5倍でした。
合格者の試験成績(2026年度)
| 学科 | 最高得点 | ★最低得点 | 平均点 | 満点 | ★最低の得点率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ★現代福祉学科 | 94.0 | ★86.0 | 90.1 | 100 | ★86% |
| ★ビジュアルデザイン学科 | 339.0 | ★306.0 | 320.3 | 400 | ★77% |
| ★工芸工業デザイン学科 | 414.0 | ★372.0 | 399.0 | 500 | ★74% |
| ★建築学科 | 345.0 | ★303.0 | 317.0 | 400 | ★76% |
★デザイン学部は3学科とも、合格ラインの下限が得点率75%前後です。★現代福祉学科は100点満点で86点でした。
★公開は5年分(2022〜2026年度)です。
★公開されていないもの
| 項目 | 状態 |
|---|---|
| ★科目別・項目別の得点分布 | ★非公開(実技何点・面接と書類審査何点という内訳は出ない。公表されるのは総合得点の最高・最低・平均だけ) |
| ★総合型選抜の出願状況(速報) | ★公開されない(出願状況ページに載るのは一般選抜のみ)。★2027年度の志願者数は、翌春の実施状況を待つことになる |
| ★追加合格の有無・人数 | ★合格者数に含まれる形でしか分からない |
★個人別の入試成績は2027年4月中旬からPost@netで開示予定です(本学受験番号が必要)。
入学料は県内か県外かで94,000円違う
| 区分 | 入学料 |
|---|---|
| ★岡山県内の者 | ★188,000円 |
| ★上記以外の者 | ★282,000円 |
★差額は94,000円です。
★「岡山県内の者」の定義(原文)
(1) ★2026年4月1日から引き続き岡山県内に住所を有している者 (2) ★2026年4月1日から配偶者又は1親等の親族が引き続き岡山県内に住所を有している者
★判断は「住民票記載事項証明書」で行われます。★市区町村の様式ではなく本学所定の様式を使い、★居住地の市区町村長の証明を受けます(様式はPost@netの合否照会からダウンロード)。
★地域枠と入学金割引の範囲は一致しません。★そもそも総合型選抜に地域枠がありません。
| 制度 | 地域の条件 |
|---|---|
| ★総合型選抜の募集人員 | ★地域枠なし。出願資格にも地域要件なし(全国から出願可) |
| ★学校推薦型選抜の出願資格 | ★岡山県内の高校を2027年3月卒業見込み、または★県外高校の卒業見込み者で本人または保護者が2026年4月1日から引き続き岡山県内に住所 |
| ★入学料の県内区分 | ★2026年4月1日から引き続き本人が岡山県内に住所、または★同じく配偶者・1親等の親族が県内に住所 |
★基準日(2026年4月1日)は同じでも、対象者の範囲が違います。★学校推薦型は「本人又は保護者」、入学料は「本人/配偶者又は1親等の親族」です。
★総合型選抜で合格して入学する県外出身者は、入学料が282,000円になります(県内枠や減額の特例はありません)。
そのほかのお金
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ★検定料 | ★17,000円 |
| ★授業料(年額) | ★535,800円(前期・後期に分割。各267,900円) |
| ★後援会費 | ★64,000円(入会金20,000円+4年分の会費44,000円) |
| ★同窓会費 | ★10,000円(入会金) |
| ★保険料(4年分) | ★現代福祉学科4,730円/デザイン学部4,660円(学生教育研究災害傷害保険と付帯賠償責任保険) |
★保険料・後援会費・同窓会費は、入学を辞退した場合は返還されます。
★特待生制度はありません。★総合型選抜の成績による授業料免除・入学料免除の規定も要項にありません。
★授業料の減免は「高等教育の修学支援新制度」で対応されます(減免額は全額・2/3・1/3)。★入試区分とは無関係です。
★被災者向けの減免もあります。★検定料は災害救助法の適用を受けた地域での被災者(2025年4月1日以降)と2018年7月豪雨の被災者が全額免除、★入学料は入学前1年以内に学資負担者が風水害等の災害を受けた場合に全額または半額免除です。★入試区分を問いません。
★修学支援新制度を申請した人は、入学料の納付前に大学へ問い合わせることになっています。
本番より前に来る締切
| 締切 | 内容 |
|---|---|
| ★2026年7月23日(木)必着 | ★入学資格審査の申請(学校教育法施行規則150条7号で出願する人) |
| ★2026年8月6日(木)まで | ★障害等のある入学志願者の事前相談。★配慮事項の決定通知があるまで出願登録しないこと |
| ★出願期間開始の7日前まで(8月19日ごろ) | ★検定料減免(被災者特例)の問い合わせ |
| ★2026年10月2日(金)14時〜16時 | ★試験会場の下見(任意。建物内には入れない) |
| ★2026年11月19日(木)まで | ★総合型選抜入学辞退願の提出期限 |
★事前エントリー・事前面談・説明会の視聴期限・課題の事前提出は、要項に一切記載がありません。
★入学辞退は許可制です。
特別の事情で辞退する場合は★「総合型選抜入学辞退願」(任意様式、本人が署名・押印)を学長に提出し、★許可を受けた場合に限り辞退が認められます。
★入学手続締切は11月20日17:00必着、★辞退願の期限は11月19日です。
★国公立大学の併願のきまり
| 結果 | できること |
|---|---|
| ★合格した場合 | ★辞退の許可を受けない限り、他の国公立大学を受験しても入学許可は得られない |
| ★不合格だった場合 | ★一般選抜の前期・後期・公立大学中期の各1つ、合計3つまで出願できる |
現代福祉学科のコース制と「こども性暴力防止法」
★現代福祉学科のコースは、出願時に選ぶものではありません。
| コース | 定員 | 選ぶ時期 |
|---|---|---|
| ★社会福祉学コース | ★上限なし | ★1年次後期 |
| ★介護福祉マネジメント学コース | ★上限10人 | ★1年次後期 |
★社会福祉士の受験資格のほか、★10人を上限に精神保健福祉士受験資格、★10人を上限にスクールソーシャルワーカー認定資格(社会福祉士試験の合格が条件)が得られます。
★2027年度から「こども性暴力防止法について」という項目が要項に新設されました。
★こどもと接する実習等において、性犯罪の前科の有無の確認が求められる場合があり、前科がある場合は★実習ができず、資格の取得や卒業ができなくなる可能性がある
★2026年12月25日施行の法律です。★2026年度の要項には「こども性暴力」の語が1件もありませんでした。
★なお、出願時に健康診断・予防接種・既往歴の申告を求める規定は要項に一切ありません(「健康診断」「予防接種」「既往歴」「ワクチン」の語が0件)。
評価で見られるもの
★大学全体の方針
総合型選抜では、地域社会の発展に貢献する意欲ならびに主体的学習活動の成果をふまえ多様な人々と協働して学ぶ態度を評価する★調査書と面接を重視し、さらに思考力・判断力・表現力を評価する学力検査による選抜を行います。
★4学科に共通するのは「岡山創生学課程」(副専攻)の受講意欲です。
| 学科 | 書き方 |
|---|---|
| ★現代福祉学科 | ★「受講意欲を重視しつつ」 |
| ★デザイン学部3学科 | ★「受講意欲とともに」総合的に評価 |
★現代福祉学科だけ「重視」と書かれています。
★現代福祉学科の評価
- ★面接:地域社会・国際社会の発展に貢献しようとする強い意欲と主体的に学び続ける態度を、★副専攻「岡山創生学課程」の受講意欲を重視しつつ、コミュニケーション能力・倫理観とともに評価
- ★書類審査:幅広い教科・科目の基本的理解、★資格・検定試験の成績、研究活動やボランティア活動の実績、海外留学等の経験の確認を含め、英語の試問・志望理由書も参考に基礎的な英語力等を評価
- ★試問(公共):基礎的な知識・技能と、それに基づく論理的思考力・判断力・表現力を評価
★デザイン学部の実技で見るもの
| 学科 | 評価の観点 |
|---|---|
| ★ビジュアルデザイン | ★読解力・空間や立体物等の把握力・思考に基づく判断力・技術力 |
| ★工芸工業デザイン | ★限られた時間内に対象を理解し構成する能力、対象を描写するために必要な観察に基づく思考力・判断力・表現力 |
| ★建築 | ★空間や立体物等の把握力、思考に基づく判断力・表現力 |
★建築学科には「読解力」が挙がっていません。★ビジュアルデザイン学科だけ「読解力」と「技術力」が入ります。
★デザイン学部3学科の面接・書類審査では、調査書による各教科・科目の学力評価、★デザインに関連する実績、資格・検定試験の成績を評価し、志望理由書を参考に社会への興味関心・多様な経験、コミュニケーション能力、倫理観を評価します。
生成AIの扱い
★要項には記載がありません。
| 対象 | ページ数 | ヒット |
|---|---|---|
| ★2027年度関係の公式PDF 8本 | ★108ページ | ★0件 |
| ★入試関係ページ11本 | — | ★本文0件(全ページ共通のナビゲーションにあるリンク1件と公開講座名1件のみ) |
| 2026年度の要項2冊 | 57ページ | ★0件 |
★大学には2023年9月14日付の「岡山県立大学の教育における生成系AIの利用に関するガイドライン」があります。★ただし対象は授業・レポート・卒業研究で、★入試・出願書類(志望理由書を含む)には一切触れていません(全5ページを「入試」「入学者選抜」「出願」「受験」で検索して0件)。
★志望理由書の指示は「志願者が、文書作成ソフトウェア又は自筆で作成すること」だけです。
★つまり可否・申告義務・禁止のいずれも明記されていません。★ガイドラインは「出力結果を明記せずそのまま使うと剽窃に該当することがある」としていますが、★これは在学中の学修についての定めです。
2027年度の変更点
★比較は2026年度の要項2冊との逐語比較です。
★新しく入ったもの(2026年度の要項に該当記述が存在しない)
| # | 新設内容 |
|---|---|
| ★1 | ★入学前教育(総合型選抜の入学予定者にe-ラーニング必修。現代福祉学科は共通テスト「原則受験」、デザイン学部は「受験を推奨」) |
| ★2 | ★こども性暴力防止法について(2026年12月25日施行) |
| ★3 | ★身分証明書の持参義務 |
| ★4 | ★顔写真の偽造・加工による入学取消(「出願時に登録された本人の顔写真が偽造・加工であった場合は、入学を取り消すことがあります」) |
★変わらなかったもの
★実施学科、募集人員(7・4・4・4)、配点(100/400/500/400)、実技の内容・時間・用紙、時間割、出願資格(確約要件を含む)、出願書類、志望理由書の設問文と字数(1600字/1200字)、検定料17,000円、入学料188,000円/282,000円、授業料535,800円、持参品(羽ぼうき可、イーゼル・カルトン不可など)、共通テストを評価の対象としないこと。
★日程は1年ずれただけですが、★出願期間が5日間から7日間に延びました(2026年度は9月1日〜5日、2027年度は9月1日〜7日)。
準備の順番
| 時期 | やること |
|---|---|
| 高2〜高3 春 | ★学科を決める。★総合型選抜があるのは現代福祉学科とデザイン学部3学科だけです。★情報工学部と看護・栄養・子ども学科にはありません |
| 高3 春 | ★実技の過去問を解く。★ビジュアルデザイン学科と建築学科は学科サイトで過去3年分、★工芸工業デザイン学科は全学ページの直近1年分です。★採点基準と合格者の解答例も一緒に見る |
| 高3 春 | ★合格最低点から逆算する。★デザイン学部は得点率75%前後が合格ラインの下限でした |
| 高3 春 | ★さっぴつ(擦筆)・定規・コンパスを使わない練習をする。★すべて使用禁止です |
| 高3 夏 | ★志望理由書を書く。★現代福祉学科1600字程度、デザイン学部1200字程度。★太字も下線も禁止です |
| 高3 7月23日 | ★入学資格審査の申請期限(規則150条7号で出願する人) |
| 高3 8月6日 | ★障害等のある志願者の事前相談の期限。★配慮事項の決定通知があるまで出願登録しないこと |
| 高3 8月26日〜9月7日 16:59 | ★インターネット出願登録と検定料の支払 |
| 高3 9月1日〜7日 | ★出願書類の郵送(簡易書留速達) |
| 高3 試験日の5日前まで | ★受験票が印刷可能になる。★ここで自分の試験日が分かります |
| 高3 10月2日 | ★試験会場の下見(任意) |
| 高3 10月3日・4日 | ★試験当日。★昼食を持参します。★身分証明書も必須です |
| 高3 11月1日 10時 | ★合格発表(Post@netの合否照会のみ) |
| 高3 11月16日〜20日 17:00 | ★入学手続。★県内の人は住民票記載事項証明書(大学所定様式)が必要です |
| 高3 冬 | ★入学前教育。★現代福祉学科は原則として共通テストを受験し、★全員がe-ラーニングを受講します |
まとめ
- 岡山県立大学の総合型選抜は★配点が全部公開されています。★現代福祉学科100点、ビジュアルデザイン400点、工芸工業デザイン500点、建築400点で、★工芸工業デザインだけ実技が300点(60%)です
- ★合格者の最低得点も5年分公開されています。★デザイン学部は3学科とも得点率75%前後が合格ラインの下限、★現代福祉学科は100点満点で86点でした
- ★実技の過去問・採点基準・合格者の解答例が大学サイトで公開されています。★ビジュアルデザイン学科と建築学科は過去3年分、★建築学科は解答用紙と各問の配点つきです
- ★実施するのは4学科だけです(現代福祉7名・ビジュアルデザイン4名・工芸工業デザイン4名・建築4名=19名)。★情報工学部と看護・栄養・子ども学科では実施しません
- ★共通テストは「評価の対象とはしません」。★ただし2027年度から入学前教育が新設され、★現代福祉学科は合格後に「原則として共通テストを受験」、★デザイン学部は「受験を推奨」、★全員がe-ラーニングを受講します。★受験の有無や成績で合格が取り消されることはありません
- ★出願資格に地域要件はなく、全国から出願できます。★評定の基準もなく、既卒も卒業年の区切りなく出願可です。★地域要件と評定基準があるのは学校推薦型選抜のほうです
- ★実技は3学科とも120分ですが★中身が違います。★学校推薦型選抜は180分で、★建築学科は実技ではなく小論文120分です
- ★持参品が学科で違います。★現代福祉学科は受験票だけ、★建築学科だけシャープペンシル可、★筆箱を机に置けるのはビジュアルデザインと工芸工業デザインの実技だけです
- ★さっぴつ(擦筆)・定規・コンパスは使用禁止です。★鉛筆や問題冊子を定規代わりに使うことも不正行為です
- ★出願書類は志願票・志望理由書・調査書の3点だけ。★活動報告書もポートフォリオも推薦書も要りません
- ★志望理由書は現代福祉学科1600字程度、デザイン学部1200字程度。★ワープロでも自筆でもよいが、★写真・図表・太字・斜体・下線はすべて禁止です
- ★試験日は出願してから受験票で分かります。★デザイン学部は両日になる場合があり、そのときは「個別学力検査」(実技と面接)を2日に分けて実施されます
- ★面接は試験開始後40分経過しないと控室から退室できません。★現代福祉学科の午前の部は最大13:30まで待機で、★当日は学食が使えないので昼食の持参が必要です
- ★入学料は県内188,000円/県外282,000円で、差は94,000円。★総合型選抜に地域枠はないので、地域枠と入学金割引の範囲は一致しません
- ★特待生制度はありません。★授業料の減免は高等教育の修学支援新制度で、入試区分とは無関係です
- ★2027年度の新設は4点です(★入学前教育/こども性暴力防止法/身分証明書の持参義務/顔写真の偽造・加工による入学取消)。★募集人員・配点・実技・志望理由書の字数は前年度と同じです
- ★生成AIについては要項にも入試関係ページにも記載がありません(2027年度関係PDF 108ページで0件)。★大学のガイドラインは授業・レポート・卒業研究が対象で、★入試には触れていません
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