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帯広畜産大学の総合型選抜。当日の試験は面接だけで、共通テストが全体の75%を占める

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帯広畜産大学の2027年度総合型選抜を募集要項から整理しました。1区分だけで、畜産科学課程の5人です。共通テストが必須で600点、面接200点の合計800点。当日の試験は面接だけで小論文も筆記もありません。既卒は実質1浪までで、自己推薦書の字数が要項と様式で食い違っています。

帯広畜産大学の総合型選抜は★1区分だけです。

項目 内容
実施 ★畜産科学課程のみ(共同獣医学課程は募集人員表で「—」)
募集人員 ★5人
共通テスト ★必須
当日の試験 ★面接だけ(小論文・総合問題・筆記は一切なし)
配点 ★共通テスト600+面接200=800点

★「総合型選抜Ⅰ/Ⅱ」のような分割はありません。

必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は令和9(2027)年度の入学者選抜要項・総合型選抜学生募集要項によります。 出典:帯広畜産大学 学部入試。2026年10月5日に確認しました。

共通テストが全体の75%

要項の配点表はこうなっています。

共通テスト 面接 合計
数学① 数学② 理科 第1解答科目 理科 第2解答科目 外国語 情報
100 100 100 100 ★100(200×0.5) 100 ★200 ★800
小計 600 200

★共通テストが600点で全体の75%、面接が200点で25%です。

使う科目は5教科6科目です。

  • 数学①:「数学Ⅰ,数学A」
  • 数学②:「数学Ⅱ,数学B,数学C」
  • ★理科:「物理」「化学」「生物」「地学」のうち2科目
  • 外国語:「英語(リスニング含む)」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」のうち1科目
  • 情報:「情報Ⅰ」

★国語・地理歴史・公民は使いません。一般選抜前期が6教科8科目・1110点なのと対照的です。

★外国語だけ0.5倍されます。注記も確認してください。

大学入学共通テストの英語の得点は、リーディングを50点満点、リスニングを50点満点の計100点満点に換算する。ただし、★リスニングを免除された者については、リーディングを100点満点に換算して利用する。

★調査書と自己推薦書には配点が与えられていません。第1段階選抜の材料と、総合判定の材料として使われます。

第1段階選抜は、調査書と自己推薦書だけで行われる

入学志願者が募集人員(5名)の★4倍を超えた場合、★調査書及び自己推薦書により、第1段階選抜を行うことがあります。

★共通テストは第1段階では使いません(共通テストは1月実施なので、時系列上も不可能です)。

★第1段階選抜で不合格になった人には、検定料のうち13,000円が返還されます(17,000円のうち)。

ただし★2026年度は志願28人(募集5人の4倍=20人を超えている)なのに受験者が27人でした。第1段階選抜は実質的に機能していないと読めます。

当日の試験は面接だけ

★小論文・総合問題・学力検査は一切ありません。

項目 内容
形式 ★複数の面接員による個人面談
期日 令和8年11月28日(土)
時間 12:00〜(★11時30分までに面接控室に入室)
試験場 ★帯広畜産大学のみ(学外会場なし)
配点 ★200点

★面接時間(1人あたり)、口頭試問、プレゼンテーション、グループディスカッションは、いずれも要項に記載がありません。持参資料やスライドの指定も一切ありません。

★面接の評価段階も記載なしです(帰国生・社会人・国際バカロレア選抜は「4段階評価」と明記されていますが、総合型は200点満点の点数制です)。

当日の注意事項も押さえておいてください。

  • ★試験場の下見はできません(試験場配置図は11月25日を目処に大学サイトに掲載)
  • ★付添人は試験場内に入れません
  • 面接控室での携帯電話・スマートフォン・音楽プレーヤー等の使用は不可(電源を切ってかばんに)
  • 上靴の持参は不要

★遅刻を救済する規定がありません。学校推薦型選抜には「試験開始時刻後30分以内の遅刻に限り受験を認める」という規定がありますが、これは小論文についてのもので、★総合型選抜の要項には該当する記載がありません。昼食の案内もありません。

★成績開示では、面接の点数と自分の順位が出ます。

開示内容:★傾斜配点後の大学入学共通テストの合計点、面接の成績及び順位

請求期間は令和9年5月6日〜5月31日で、本学の受験票(コピー・写真不可)が必要です。紛失すると請求できません。

既卒は実質1浪まで

★ここが見落としやすい制限です。

★令和8年4月以降に卒業(修了)した者又は令和9年3月までに卒業(修了)見込みの者で、…人物、学力とも優れ、★合格した場合は入学することを確約できる者。

★2026年3月卒業(いわゆる1浪)までです。それ以前の卒業者は出願できません。この構造は毎年1年分ずつスライドしています。

出願資格の対象には、高等専門学校の第3年次も含まれます。

★評定の基準はありません(学校推薦型選抜のA推薦は3.8/4.3、B推薦は4.0なのと対照的)。★英語資格の要件もありません(社会人選抜はTOEIC、帰国生・国際バカロレア選抜はTOEFL/IELTSが必須ですが、総合型には一切ありません)。

★オープンキャンパス参加・事前エントリー・入学前教育も、すべて要項に記載なしです。

専願の縛りが、かなり強い

本学の総合型選抜は、合格した場合に入学することを確約する入試となっております。このため、★合否が判定するまでは、本学を含む国公立大学・学部等の学校推薦型選抜及び総合型選抜に出願することはできません。

★合否判定が2月10日なので、★他の国公立大学の推薦・総合型には実質的にいっさい出願できません(それらの出願はすべて2月10日より前に締め切られます)。

さらに、

  • ★本学の総合型選抜に合格した者は、原則として入学辞退は認められません。
  • 特別の事情で辞退するときは「総合型選抜入学辞退願」(★任意様式・合格者本人の押印があるもの)を令和9年2月17日までに学長あてに提出して許可を受ける
  • ★許可を得た場合を除き、本学・他の国公立大学を受験しても入学許可は得られません
  • ★学校推薦型選抜と総合型選抜は併願できません

★不合格だった場合に備えて、一般選抜に出願しておくことは可能です。

自己推薦書は1,200字。ただし要項と様式で表記が違う

出願書類は★4点だけです。

書類
1 入学志願票/写真のアップロード
2 宛名ラベル(★市販の角型2号封筒に貼る)
3 ★自己推薦書
4 調査書(出身学校長が作成し厳封)

★推薦書は不要です。志望理由書・活動報告書・課題レポート・ポートフォリオもありません。

★写真は、受験時に眼鏡をかける人は必ず眼鏡をかけて撮影したものにする必要があります。

自己推薦書の設問は6つです。

  1. 本学志望の動機
  2. 本学が求める人材であることの自己アピール
  3. ★本学入学後に活きると考える高等学校等での活動
  4. ★本学入学後に活きると考える高等学校等外での活動
  5. 思い描く入学後の修学内容や大学生活
  6. 思い描く本学卒業後の自身の姿

★3と4が「高校での活動」と「高校外での活動」に分かれています。両方を書く必要があります。

字数の表記が公式資料で食い違っている

資料 表記
★令和9年度の要項 ★「1,200字程度」
★ダウンロードする所定様式 ★「1,200字以内」

★前年度(令和8年度)の要項は「1,200字以内」でした。要項だけが「程度」に変わり、様式は旧年度のファイルがそのまま使われているという状態です。

★ただし実務上は迷う必要がありません。原稿用紙のマス目が20字×18行+20字×26行+20字×16行=ちょうど1,200マスなので、★1,200字を超えて書くことはできません。

設問6の文言も様式と要項で違います(様式は「畜大卒業後」、要項は「本学卒業後」)。中身は同じです。

★手書きでもWordでもかまいません。大学のページに「手書きまたはWord等による作成可」と書かれていて、Word版とPDF版の両方が配布されています。A4サイズ・片面印刷です。

★インターネット出願システムへの入力・登録だけでは出願は完了しません。必ず書類の郵送(または持参)が必要です。

入試結果。志願者が1年で約3倍になった

年度 募集 志願 受験 合格 倍率
★2026年度 5 ★28 27 5 ★5.6倍
2025年度 5 9 — 5 1.8倍

★志願者が1年で約3倍に増えました。

★総合型選抜は2025年4月入学分が初回です(令和4〜6年度の実施状況表には行自体がありません)。まだ新しい入試なので、年による振れが大きい段階です。

★総合型選抜の過去問は公開されていません(当日の筆記試験がないため)。ただし一般選抜(前期の総合問題・後期の小論文)、学校推薦型選抜・帰国生選抜・社会人選抜・国際バカロレア選抜の小論文は、★「出題の意図」つきで5年分公開されています。面接の対策には、学校推薦型選抜の小論文と出題の意図が参考になります。

2027年度の変更

変わっていないもの

  • 配点(共通テスト600+面接200=800点)
  • 募集人員(畜産科学課程5人)
  • 履修単位の要件

変わったもの

  • ★試験日が11月22日 → 11月28日
  • ★写真票が廃止され、写真のアップロードに一本化
  • 入学手続書類に「国公立大学入学確認票」が追加
  • ★自己推薦書の字数表記が「1,200字以内」→「1,200字程度」(様式は「以内」のまま)

★要項に訂正・変更のお知らせはありません(表紙・目次とも確認済み)。

★生成AIの記載も要項・様式・FAQに一切ありません。

準備の順番

時期 やること
高2〜高3 ★共通テストが600点で全体の75%。5教科6科目(数学①②・理科2科目・外国語・情報)。★国語と地歴公民は使いません
高3 ★外国語は0.5倍。英語はリーディング50+リスニング50に換算されます(リスニング免除者はリーディングを100点に換算)
高3 夏 ★自己推薦書を書く。設問は6つで、★「高校での活動」と「高校外での活動」が別項目です。1,200マスの原稿用紙に手書きまたはWordで
高3 秋 ★他の国公立大学の推薦・総合型には出願できません(合否判定が2月10日のため)。出願前に決めておく必要があります
高3 11月2〜6日 出願(検定料17,000円)
高3 11月28日 面接。★11時30分までに面接控室へ。★遅刻を救済する規定がありません。試験場の下見はできず、付添人は入れません
高3 1月 共通テスト
高3 2月10日 合格発表。★合格したら原則として辞退できません

まとめ

  • 帯広畜産大学の総合型選抜は★1区分だけ。★畜産科学課程のみ5人で、共同獣医学課程は実施していません
  • ★共通テストが必須で、配点は★共通テスト600+面接200=800点。★共通テストが全体の75%を占めます
  • ★使うのは5教科6科目(数学①②・理科2科目・外国語・情報)。★国語・地理歴史・公民は使いません
  • ★外国語だけ0.5倍。英語はリーディング50+リスニング50に換算され、★リスニング免除者はリーディングを100点に換算します
  • ★当日の試験は面接だけ。小論文・総合問題・学力検査は一切ありません。★面接時間・口頭試問・プレゼンの有無は、いずれも要項に記載なしです
  • ★第1段階選抜は調査書と自己推薦書だけで行われます(募集5人の4倍超のとき)。★不合格なら検定料13,000円が返還されます。ただし2026年度は志願28人で受験27人だったので、実質的には機能していません
  • ★既卒は実質1浪まで(令和8年4月以降の卒業者のみ)。評定の基準も英語資格の要件もありません
  • ★専願の縛りが強い。合否判定が2月10日なので、★他の国公立大学の推薦・総合型にはいっさい出願できません。しかも★合格したら原則として入学辞退は認められません
  • ★学校推薦型選抜と総合型選抜は併願できません
  • ★出願書類は4点だけ(入学志願票・宛名ラベル・自己推薦書・調査書)。推薦書は不要です
  • ★自己推薦書の設問は6つで、「高校での活動」と「高校外での活動」が別項目になっています
  • ★字数の表記が要項(1,200字程度)と様式(1,200字以内)で食い違っています。ただし原稿用紙のマス目がちょうど1,200なので、超えて書くことはできません。手書きでもWordでも可です
  • ★2026年度は志願28人・合格5人で5.6倍。前年度は1.8倍で、★志願者が1年で約3倍になりました。2025年4月入学分が初回の新しい入試です
  • ★成績開示で、面接の点数と自分の順位が出ます(受験票が必要。紛失すると請求できません)
  • ★総合型選抜の過去問は非公開ですが、学校推薦型選抜などの小論文は「出題の意図」つきで5年分公開されています
  • ★2027年度は試験日が11月28日に変更、写真票が廃止されました。配点・募集人員は据え置きです
  • ★生成AIの記載は要項・様式・FAQに一切ありません

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、要項の読み方は募集要項の読み方にまとめています。大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。

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