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長野保健医療大学の総合型選抜。自己推薦方式は他大学と併願できる

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長野保健医療大学の総合型選抜自己推薦方式は併願可で評定条件なし。小論文は課題文提示型60分600〜800字です。看護学部のAO方式は基礎学力検査とA4用紙3枚の課題レポートの2ステージ制です。

長野保健医療大学(長野県長野市)の総合型選抜には、小論文があります。

小論文試験(課題文提示型 60分 600〜800字) 個人面接(15分程度) 配点は小論文100点、面接100点の合計200点です。提出書類の配点は小論文、面接に含みます。

そして、要項の注記にこう書かれています。

〔注2〕総合型選抜自己推薦方式および一般選抜では他大学を併願することができます。

総合型選抜なのに併願できます。 しかも評定平均の条件もありません。

この記事は、長野保健医療大学が公開している2027年度学生募集要項と、総合型選抜AO方式のページをもとにまとめました。

出典:長野保健医療大学「2027(令和9)年度 学生募集要項」「2027(令和9)年度 総合型選抜AO方式について」「学部共通募集要項」(いずれも2026年9月23日に確認)

学部は保健科学部 リハビリテーション学科(理学療法学専攻40名/作業療法学専攻40名)と看護学部 看護学科(80名)です。

総合型選抜は3区分

区分 出願条件 対象
AO方式 専願 看護学部のみ(8名)
自己推薦方式(Ⅰ期・Ⅱ期) 併願可 全学部
社会人対象(Ⅰ期・Ⅱ期) 専願 全学部

募集人員はこうなっています。

学部・専攻 入学定員 学校推薦型選抜 総合型選抜(社会人対象含む) 一般選抜
理学療法学専攻 40名 16名 4名 20名
作業療法学専攻 40名 16名 4名 20名
看護学科 80名 24名 16名 40名

自己推薦方式Ⅰ期はリハビリテーション学科 各専攻4名/看護学科8名、そのほかの区分は若干名です。

自己推薦方式は併願できて評定もない

出願条件はこれだけです。

総合型選抜 自己推薦方式:上記1.受験資格を有し、本学で理学療法学・作業療法学・看護学の教育を受けたいと強く希望する者

専願の縛りも、評定の基準もありません。そして他大学と併願できます。

試験時間

集合 9:30/小論文 10:00〜11:00/面接 11:15〜

日程

区分 出願期間 選抜期日 合格発表 手続締切日
自己推薦方式Ⅰ期 2026年11月24日(火)〜12月7日(月) 12月12日(土) 12月18日(金) 2027年1月8日(金)
自己推薦方式Ⅱ期※ 2027年3月3日(水)〜3月8日(月) 3月10日(水) 3月12日(金) 3月19日(金)
社会人対象Ⅰ期 2026年11月2日(月)〜11月9日(月) 11月14日(土) 12月1日(火) 12月11日(金)
社会人対象Ⅱ期 2027年1月6日(水)〜1月25日(月) 2月1日(月) 2月5日(金) 2月19日(金)

※自己推薦方式Ⅱ期については実施しない場合があり、実施の可否については3月3日までに本学ホームページに発表します。

Ⅱ期は実施されないことがあります。 Ⅰ期を本命に考えるのが安全です。

社会人対象は、ⅰ)入学時満23歳以上またはⅱ)出願時において2年以上の就労経験がある者で、専願です。

第3志望まで選べる

総合型選抜志願者は理学療法学専攻、作業療法学専攻、看護学科を第3志望まで選択することができます。 第2、第3志望を選択する場合、WEB出願時に登録してください。

理学療法・作業療法・看護の3つから、第3志望まで。学部をまたいで志望できる設計です。

小論文は「課題文提示型 600〜800字」

小論文試験(課題文提示型 60分 600〜800字)

課題文が提示される形式で、60分、600〜800字。テーマ型ではありません。

配点が100点で、面接も100点。そして注目すべきはこの一文です。

提出書類の配点は小論文、面接に含みます。

志望理由書などの書類には独立した配点がなく、小論文と面接の点に織り込まれます。つまり当日の2つで決まるということです。

600〜800字という幅のある指定なので、課題文型の小論文として、要約に偏りすぎず、自分の意見を出すところまで届かせる分量配分が要になります。60分で600〜800字は、読む時間を差し引くと余裕はありません。

なお、この大学の一般入試の過去問は持ち帰れません。

本学一般入試の過去問は、オープンキャンパスでの掲示、あるいは個別に来校いただき問題の閲覧のみの対応とさせていただいております。過去問を閲覧ご希望の場合は、事前に入試センターまで希望日時をご相談いただきますようお願いいたします。

見たい場合は事前に相談して来校する必要があります。

出願前に見学しておくことが望ましい

要項の注記に、こう書かれています。

〔注1〕受験希望者は、医療職の職業理解のため、入学試験前に病院などの施設見学及び大学見学を行うことが望ましい。

必須ではありませんが、大学が明文で勧めています。

アドミッションポリシーにも、そこにつながる記述があります。

保健科学部は、理学療法士・作業療法士を目指す質の高い保健医療専門職者の育成を目的としていることから、志望動機、職業への理解など目的意識を見極める面接試験を含む入学試験を上記の方針に沿って実施します。

「職業への理解」が面接で見極められると明記されています。施設見学はそのまま面接の材料になります。

求めるものは5つです。

・大学教育を受けるに相応しい基礎学力がある ・社会への関心を持つ ・将来への目的意識を持つ ・仲間と協調した行動が取れる ・努力する意志がある

AO方式(看護学部のみ)は2ステージ制

看護学部だけに、まったく別の入試があります。

趣旨:本学と受験生が複数回の受験機会を経ることによって、より良い関係のもとで、受験生が本学の教育目標やアドミッションポリシーへの理解を深め、入学後の学びに直結させることができる受験生を選抜します。

募集定員8名、専願です。

事項 日程 内容
エントリー 9月1日(火)〜9月7日(月) エントリーシートの提出および受験料(30,000円)の納入
第1ステージ 9月13日(日) 基礎学力検査+個人面接(10分以内)
第2ステージ 課題の提示 9月18日(金)まで 「課題レポート」を提示
第2ステージ エントリー 10月9日(金)まで 「課題レポート」・「調査書」を提出
第2ステージ 10月17日(土) 課題レポートのプレゼンテーション+質疑応答を含めた個人面接(全体で20分程度)
合格発表 11月2日(月)

第1ステージの基礎学力検査

国語:現代の国語、言語文化(古典を除く)/数学:数学Ⅰ、数学A/英語:英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ(リスニングを除く) 試験時間は3教科で90分、問題用紙は3教科一緒に配布します。

3教科まとめて90分で、問題用紙も一緒に配られます。つまり時間配分は自分で決めます。1教科30分が目安ですが、得意な科目に厚く割くこともできる形式です。

学力検査のあと、個人面接(10分以内)が続きます。

第2ステージの課題レポート

第1ステージ受験者に「課題レポート」を提示します。資料(表やグラフ)を読み取りどのようなことが考えられるかといった内容をA4用紙3枚にまとめる形式です。

資料(表やグラフ)の読み取りです。そしてA4用紙3枚。

提示が9月18日まで、提出が10月9日まで。約3週間かけて書けます。当日書く小論文とはまったく違う準備になります。

資料やグラフを読む力が直接問われる形式で、「どのようなことが考えられるか」という問い方です。数値をなぞるだけでなく、そこから何が言えるかを組み立てる必要があります。

そして書いたものを発表します。

課題レポートのプレゼンテーション、質疑応答を含めた個人面接(全体で20分程度)を実施します。パワーポイントを使ってのプレゼンテーションも、もちろん可能です。

パワーポイントを使えます。

合否は郵送のみ

合否結果は郵送で受験生に通知します。ホームページ発表などは行いません。

そして特典があります。

AO方式入試は、学生生活支援奨学制度「入学金免除」の対象となっています。希望する方は奨学金願書など必要書類を出願期間にエントリーシートに同封してください。

なお、2026年9月23日時点でAO方式の出願は終了しています(9月7日締切、第1ステージは9月13日に実施済み)。

入学前教育がある

AO方式入試での入学内定者は推薦入試合格者と同様に、入学前教育(2月中旬と3月初旬の2回)への参加が必須です。

必須です。AO方式と学校推薦型選抜の合格者が対象になります。

参考:学校推薦型選抜

公募制(評定平均値3.3以上・専願・出身高等学校長の推薦)

集合 9:30/小論文 10:00〜11:00/面接 11:15〜 小論文試験(課題文提示型 60分 600〜800字)/個人面接(15分程度) 配点は小論文100点、面接100点の合計200点

総合型選抜の自己推薦方式と、試験内容も時間割も配点もまったく同じです。違いは専願か併願可か、そして評定と推薦の要否です。

公募制も第3志望まで選べます。

指定校制

集合 9:00/面接 9:30〜/個人面接(20分程度) 配点は面接100点(提出書類の配点は面接に含む) 合格者には大学入学共通テスト2科目以上の受験を課します

指定校制は小論文がなく面接だけですが、合格後に共通テストを2科目以上受けるという条件が付きます。

出願書類と制度

大学サイトからダウンロードします。

  • 志望理由書(全入試区分共通)
  • 学校推薦書(公募制・指定校制)※PDF版とWord版
  • 兄弟姉妹入学金減免申請書(すべての入試区分が対象)
  • 入学料免除願書(総合型AO方式・学校推薦公募制・社会人選抜Ⅰ期対象)
  • 入学手続時授業料納付猶予申請書(すべての入試区分が対象)

入学料免除の申請には家計基準や入試成績等の条件があります。

「入学手続時授業料納付猶予制度」が2026年度入試から始まっています。

受験上の配慮については、出願開始日の一週間前までに入試センターへ相談が必要です。

どこから手をつけるか

  1. 併願にするか専願にするか決める。 自己推薦方式は併願可、AO方式と社会人対象は専願です
  2. 課題文提示型の小論文を60分600〜800字で書く練習をする。 総合型・公募制とも同じ形式です
  3. 提出書類に独立の配点がないことを押さえる。 当日の小論文と面接で決まります
  4. 第3志望まで使うか考える。 理学療法・作業療法・看護から選べます
  5. 病院や大学の見学に行く。 要項が「望ましい」と勧めています
  6. 職業への理解を言葉にする。 面接で見極めると明記されています
  7. 看護学部でAO方式を考えるなら、資料読み取りの練習をする。 課題レポートは表やグラフです
  8. 3教科90分の時間配分を決めておく。 問題用紙はまとめて配られます

まとめ

  • 長野保健医療大学の総合型選抜はAO方式(看護学部のみ8名)/自己推薦方式(Ⅰ期・Ⅱ期)/社会人対象(Ⅰ期・Ⅱ期)の3区分
  • 自己推薦方式は他大学と併願でき、評定の条件もありません
  • 小論文は「課題文提示型 60分 600〜800字」、個人面接15分程度。配点は小論文100点+面接100点=200点
  • 提出書類の配点は小論文と面接に含まれます(独立した配点はありません)
  • 理学療法学専攻・作業療法学専攻・看護学科を第3志望まで選べます
  • 自己推薦方式Ⅱ期は実施しない場合があり、可否は3月3日までにホームページで発表されます
  • AO方式(看護学部)は2ステージ制。第1ステージは国語・数学・英語の基礎学力検査(3教科まとめて90分)+個人面接10分以内
  • 第2ステージは課題レポート。「資料(表やグラフ)を読み取りどのようなことが考えられるかといった内容をA4用紙3枚にまとめる形式」で、9月18日提示・10月9日提出と約3週間かけて書きます
  • 課題レポートはプレゼンテーションします(質疑応答を含めて20分程度、パワーポイント可)
  • AO方式の合否は郵送のみで、ホームページ発表はありません
  • AO方式は「入学金免除」の対象です
  • AO方式・学校推薦型選抜の入学内定者は入学前教育(2月中旬と3月初旬の2回)への参加が必須です
  • 要項に「受験希望者は、医療職の職業理解のため、入学試験前に病院などの施設見学及び大学見学を行うことが望ましい」と書かれています
  • 一般入試の過去問は持ち帰れません(オープンキャンパスでの掲示か、来校しての閲覧のみ)
  • 参考:学校推薦型選抜(公募制)は総合型選抜の自己推薦方式と試験内容・時間割・配点が同じで、違いは専願かどうかと評定3.3以上・推薦の要否です
  • 2026年9月23日時点でAO方式は出願終了、自己推薦方式Ⅰ期は11月24日からです

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。長野県の私立大学は佐久大学と松本看護大学の記事にもあります。

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