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神戸薬科大学の総合型選抜。第一次は化学60分150点のマーク式、第二次は学修計画書に書いた探求の内容を10分プレゼン。専願で入学辞退はできない

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神戸薬科大学(神戸市東灘区)の2027年度総合型選抜(専願型・20名)を募集要項から整理しました。第一次選考は化学60分150点のマーク式、第二次選考は学修計画書の①に書いた探求や研究の内容をPowerPointで10分発表し、10分の質疑応答を受けます。学修計画書の3つの設問、誓約書、日程、学費、過去の合格最低点、学校推薦型選抜との関係までまとめました。

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神戸薬科大学(私立・神戸市東灘区)は薬学部薬学科(6年制)だけの大学で、総合型選抜は★「専願型」の1つ(20名)です。

段階 ★内容 ★配点
★第一次選考(10月4日) ★化学(化学基礎・化学)60分、マーク式。「高分子化合物の性質と利用」は範囲外 ★150点
★第二次選考(10月18日) ★プレゼンテーション:学修計画書の①に書いた内容をPowerPointで10分発表+質疑応答10分 ★50点
  • ★小論文も面接もありません。書く課題は、出願時に出す手書きの学修計画書(500字・400字・300字程度の3問)です
  • ★評定の基準も学校長の推薦も要りません。ただし本学が第一志望で、★合格したら入学を辞退できません
  • ★合計(満点)は要項に書かれていません。第一次の化学の点数が最終の判定に入るかどうかも書かれていません

★2026年10月16日の時点で、出願と第一次選考は終わっています。第二次選考は10月18日(日)、最終の合格発表は11月2日(月)10時です。2027年度の志願者は43名、第一次選考の合格者の受験番号は21件でした(数えたのはこちらです)。

必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は★2027年度募集要項(総合型選抜 専願型の抜粋版)、★学修計画書・誓約書の様式、★入学試験各種統計・入学試験問題と解答例・成績開示のページを確認して書いています。 出典:入試日程・科目・募集要項、2027年度募集要項 総合型選抜 専願型(PDF)、学修計画書(PDF)、誓約書(PDF)、志願者速報/合格者発表、入学試験各種統計、入学試験問題と解答例、入試における成績開示、学費/奨学金など各種制度。2026年10月16日に確認しました。

募集人員

選抜 募集人員
★総合型選抜 専願型 ★20名
学校推薦型選抜 公募制・専願型(4方式あわせて) 20名
学校推薦型選抜 公募制・併願型(2方式あわせて) 60名
学校推薦型選抜 指定校制 50名
一般選抜(共通テスト利用・A日程・A日程〔地域枠〕・B日程など) 残り
★合計(入学定員) ★280名(要項が印字)
  • 学部・学科は薬学部薬学科(6年制)だけなので、学科による違いはありません
  • 学校推薦型選抜の「公募制・専願型(動画評価)」や「公募制・併願型(学修計画書の評価あり)」は、名前は似ていますが総合型選抜ではありません

日程

項目 日時 10月16日の時点
インターネット出願登録・検定料の支払 9月15日(火)9時〜9月25日(金)17時 終了
出願書類の郵送 9月15日〜9月25日(★消印有効、簡易書留・速達) 終了
第一次選考(化学) 10月4日(日)13:00〜14:00 終了
第一次選考の合格発表 10月9日(金)10時(HPに受験番号) 終了
★第二次選考(プレゼンテーション) ★10月18日(日)10:00〜 ★これから
★最終の合格発表 ★11月2日(月)10時 これから
入学手続(納付金) 11月20日(金)まで これから
入学手続書類の提出 2027年3月15日(月)(消印有効) これから
  • 試験はどちらも神戸薬科大学の試験場だけです。第一次選考は試験開始から20分以内の遅刻まで受けられます
  • 受験票は10月1日から出願サイトで各自印刷しました(郵送なし)
  • 要項は「郵送事情を考慮し、出願期間の前半に到着するよう送付してください」と書いています
  • 追試験・予備日の記載はありません。感染症で欠席したときは入学検定料が返ることがあります
  • 合格者には入学前教育があり、要項は「参加は必須とします」と書いています(入試のページは「受講することができる」と書いていて、表現が違います)

第一次選考:化学

  • 範囲は「化学基礎・化学」で、★「高分子化合物の性質と利用」は除かれます
  • 60分・150点の★マーク式です。要項は「適性検査」と呼んでいて、「科目の基準点は設けておりません」と書いています
  • ★2025・2026年度の問題と模範解答(マークの正解番号)が公開されています。2026年度には大問ごとの出題の意図もあります
  • 2026年度は大問5つで、無機化合物の性質とモル濃度・pHの計算、イオン化エネルギーのグラフと周期律、加熱したときの熱量と三態変化のグラフ、気体の状態方程式、有機化合物の性質・反応・構造式を問う、と出題の意図に書かれています
  • 定規・コンパス・電卓は使えません。筆記具は黒鉛筆(H・F・HB)などに限られます

第二次選考:プレゼンテーション

要項は、プレゼンテーションの中身を次のように決めています。

  • ★学修計画書の①(高校時代の探求や研究、自由研究、課題活動)に基づいて発表します。②(大学で達成したいこと)と③(自由記述)の内容は入れません
  • ★発表10分、質疑応答10分です
  • ★資料はMicrosoft PowerPoint 2021以降で作り、1枚目に「タイトル」と「氏名」を入れます
  • ★データをUSBメモリに入れて持参し、スライド1枚を紙1枚にA4片面印刷したものを3部持参します
  • 大学のノートパソコン(Windows)とプロジェクターを使います。ネットワークにはつながりません
  • ★PowerPointの発表者ツールも、手持ちの資料も使えません
  • スライドの枚数の上限などの詳細は、第一次選考の合格通知に同封される書類で示されます

★第一次選考の合格発表(10月9日)から第二次選考(10月18日)までは9日間です。スライドは第一次の前から作り始めておくことになります。

学修計画書

★所定の用紙に黒のボールペンで手書きします(パソコンで作ってよいという記載はありません)。罫線だけで、マス目はありません。

設問(大学が作った設問文) ★字数の目安
① 高校時代に学んだ総合的な探求の時間や研究あるいは自身が取り組んだ自由研究、課題活動についてまとめなさい。なお、複数ある場合はテーマは1つに絞ること。 ★500字程度
② 大学で達成したいこと(具体的な目標,特に勉強したい内容・計画を含む)及び将来の夢 400字程度
③ 自由記述(関心のある時事問題とそれに対する自分の意見など) 300字程度
  • ★①がそのままプレゼンテーションのテーマになります。①で選んだ1つのテーマを、10分話せて質問にも答えられるものにしておきます
  • 3問を合わせると1,200字程度です(こちらで足した数です)
  • 調査書と学修計画書は第二次選考の判定に使われますが、それぞれの配点は書かれていません

出願資格と出願書類

項目 内容
★専願 ★本学を第一志望とし、合格した場合に本種別で入学することを確約できる者
評定の基準 ★なし
★既卒 ★2027年3月卒業見込みと、2026年3月に卒業した人まで(卒業後1年まで)
高卒認定 明記なし(「同等の資格があると本学が認めた者」は、入学試験日の1か月前までに入試広報課へ連絡して個別の認定を受ける)
そのほか ★入学後、たばこを吸わないことを確約できる者
推薦書・英語資格・事前イベント 要らない
書類 内容
出願確認票・あて名ラベル 出願サイトから印刷
学修計画書 黒のボールペンで手書き
調査書 ★出身学校が2026年9月以降に作成し、厳封したもの
★誓約書 ★「合格の上は必ず貴大学に入学することを誓約します」という文に本人が署名し、保証人も直筆で氏名を書く
  • 誓約書の保証人には「上記の者が合格した場合には、所定の入学手続の完了について、責任を負うことを誓約します」という文があります。保証人の条件は書かれていません
  • 調査書は9月以降の作成なので、夏休み中にもらうことはできません。9月に入ってすぐ学校に頼みます

併願・辞退

  • ★「入学を許可された者の入学辞退は認めません。」と要項に書かれています。入学手続のあとに納付金を返す規定も、総合型選抜の章にはありません
  • 他大学の受験を禁じる文言はありませんが、第一志望で入学を確約することが出願資格です
  • ★学校推薦型選抜(公募制)の出願は10月23日〜10月30日で、総合型の最終の合格発表(11月2日)より前に締め切られます。2026年度は、大学がお知らせで総合型の出願者に公募制・専願型の併願を特例として認めていましたが、2027年度について同じお知らせは10月16日の時点で見つかっていません。両方を考えている人は大学に確かめてください
  • 入学検定料は返りません

お金

項目 金額(要項が印字)
入学検定料 35,000円(別にサービス利用料)
★入学手続時の納付金(11月20日まで) ★1,400,000円(入学金400,000円+授業料前期750,000円+施設設備費前期250,000円)
★1年次の学費 ★2,400,000円
2〜6年次の学費(1年あたり) 2,000,000円
諸会費 1年次31,000円、2〜6年次23,000円
  • 6年間の学費を足すと12,400,000円です(こちらで足した数です)。後期分は10月に納めます
  • ★新入生特待生(年間2,000,000円の減額)は一般選抜A日程の成績上位5名が対象で、総合型の入学者は対象外です
  • 入学後の成績による給付奨学金(2〜6年次)や、親族が卒業生・在学生の場合の同窓子弟奨学金(入学金の半額)は、入試区分の限定が書かれていません

入試結果

年度 募集人員 出願者 受験者 合格者 入学者 ★化学の合格最低点 化学の合格最高点
2026 20 45 45 21 21 ★71/150 134/150
2025 20 57 57 26 25 ★69/150 116/150
  • 合格最高点・最低点は「学力検査の得点のみ掲載(化学150点満点)」で、プレゼンテーションを含む総合点ではありません。この「合格」が第一次選考の合格者なのか最終合格者なのかは書かれていません
  • ★化学は150点中70点前後でも合格者がいる、ということです。ただし第一次選考の合格者数は公表されておらず、2027年度は志願43名に対して第一次の合格番号が21件でした
  • 総合型選抜は2025年度入試からの新しい選抜です
  • 成績開示は、出願したすべての入試で不合格だった人が対象です。開示されるのは化学の得点だけで、プレゼンテーションの得点は開示されません

生成AIの扱い

要項・学修計画書・誓約書・入試のページに、生成AIの使用についての記述はありません(「AI」の語も0件です)。学修計画書は手書きです。

準備のしかた

以下はこちらの考え方です。

化学

  • ★公開されている2025・2026年度の問題を60分で解きます。計算(モル濃度・pH・気体の状態方程式)とグラフの読み取りが出ています
  • 「高分子化合物の性質と利用」は範囲外なので、そのぶん無機・理論・有機の基本を固めます

学修計画書とプレゼンテーション

  • ★①は「問い → 方法 → 結果 → 考察 → 次の課題」の順に500字でまとめ、そのままスライドの章立てにします
  • 発表者ツールが使えないので、話す内容はスライドの見出しと図を手がかりに覚えます。10分で8〜12枚ほどが目安だと考えますが、枚数の上限は合格通知の書類で確かめます
  • 質疑応答10分では、方法を選んだ理由、うまくいかなかったこと、薬学とのつながりを聞かれると考えて準備します
  • ②と③はプレゼンに入れませんが、調査書と一緒に判定に使われます。②は神戸薬科大学のカリキュラムと結びつけて書きます

学校推薦型選抜の概略

選抜 募集 ★試験 日程
公募制・専願型 20名 化学150点(+外部英語試験のみなし得点100点の方式あり)。面接評価型は第二次で面接50点、動画評価型は自己PR動画(3分以内)50点 出願10月23日〜30日、試験11月8日
公募制・併願型 60名 化学150点+学修計画書50点(+外部英語試験の方式あり) 同上。入学辞退届は2027年3月31日午後5時必着
指定校制 50名 グループディスカッション 出願11月2日〜10日、試験11月22日
  • 学校推薦型選抜には評定の基準がありません(よくあるご質問)。学校長の推薦が要ります
  • ★公募制・併願型の学修計画書は、総合型と同じ3問・同じ字数です
  • 公募制・専願型と公募制・併願型は併願できません
  • 公募制の第一次は、本学のほか広島・高松・名古屋でも受けられます

2028年度入試を受ける人へ

2026年10月16日の時点で、2028年度入試の変更の予告は見つかっていません。

時期 すること
★高校1〜2年生 探究・課題研究・自由研究から、①に書く1つのテーマを決めて記録を残す
★高校3年生の夏 化学(高分子を除く)の過去問演習。①の内容でスライドの下書きを作る
★9月 調査書を学校に頼む(9月以降の作成が必要)。学修計画書を手書きで清書して出願
★10月 第一次選考(化学)。合格したら9日でプレゼンを仕上げる

まとめ

  • ★神戸薬科大学の総合型選抜は専願型の20名で、第一次が化学60分150点、第二次が10分のプレゼンと10分の質疑応答(50点)です
  • ★プレゼンのテーマは、学修計画書の①に自分で書いた探求や研究の内容です
  • ★学修計画書は手書きで500字・400字・300字程度の3問です
  • ★評定の基準はありませんが、第一志望で、合格したら入学を辞退できません。誓約書には保証人の直筆の氏名が要ります
  • ★2026年度の化学の合格最低点は150点中71点でした
  • ★10月16日の時点で、第二次選考は10月18日、最終の合格発表は11月2日です

東京薬科大学・明治薬科大学・星薬科大学・東邦大学との違いは薬学部5大学の比較にまとめました。神奈川の横浜薬科大学の記事もあります。

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