日本映画大学の総合型選抜。9区分あり、好きな映画1本を論じる小論文型がある
日本映画大学の2027年度総合型選抜を要項52ページから整理しました。9区分あり、リベロ⑤小論文型は好きな映画1本について60分800字で論じます。作品は出願時に確定し変更できません。面接は個人20分・面接員2名で評価軸5つが公開されています。配点は非公開。専願ですが、入学許可を保持したまま一般選抜A日程を受けて授業料全額免除を狙える規定があります。
日本映画大学の総合型選抜は★9区分あります。
| 系統 | 区分 | 試験 |
|---|---|---|
| ★作品・課題を出す系統 | ★映像表現 | 面接(出願時に★映像作品を提出) |
| ★文章表現 | 面接(出願時に★キャラクターメイキングを提出) | |
| ★身体表現 | ★【身体表現体験講座】受講後、面接 | |
| ★リベロ系統 | リベロ①②③④⑥ ★面接型 | ★面接 |
| ★リベロ⑤ 小論文型 | ★小論文 |
★作品を出す方式と、作品なしで小論文だけで受験できる方式が別にあります。作品提出は★映像表現と文章表現の2区分だけで、★リベロ⑤小論文型は作品提出がありません。
必ず最新の学生募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は2027年度 学生募集要項(全52ページ)によります。 出典:日本映画大学 入学者選抜要項。2026年10月5日に確認しました。
★要項に訂正・正誤・差し替えの記載はありません(「正誤」「お詫び」「差し替え」「変更のお知らせ」がすべて0件。大学サイトの入試関連ニュースにも告知なし)。
★総合型選抜は専願です(出願資格①に「合格した場合は必ず入学することを確約できる者」)。
★募集人員は45名(映像表現・文章表現・身体表現の3区分で★15名、リベロ①〜⑥で★30名)。★区分ごと・回ごとの内訳は非公開です。
リベロ⑤は、好きな映画1本について800字書く
★設問は「好きな映画作品を1本あげ、面接または小論文でその映画について述べてください。」です(リベロ①〜⑥共通の見出し)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★時間 | ★60分 |
| ★字数 | ★800字程度 |
| ★課題文 | ★なし(受験生が題材を選ぶ) |
| ★辞書 | ★国語辞典・類語辞典は使用可。★電子辞書やスマートフォンのアプリケーションは不可 |
| ★メモの持ち込み | ★禁止 |
| ★筆記具 | ★黒の鉛筆またはシャープペンシル。訂正は消しゴム |
| 実施 | ★当日(事前提出ではありません) |
★作品は出願時に確定し、あとから変更できません。
大学入学希望理由書の「5」の欄に記載した映画作品について、小論文で論じてください(★大学入学希望理由書に記載した映画作品の出願後の変更は認めていません)。
★題材の限定は一切ありません。本数は「1本」だけが指定で、★公開年の範囲・ジャンル・国・新旧の限定はありません。
★再受験の場合は前回と違う作品を選びます。
要項が書いている書き方の指示(原文)
作品の★テーマを理解しているか、シーンを具体的に観ているか、ふさわしい分量で、説得力のある文章で表現できるかが評価のポイントです。 ★最初にストーリーを簡潔に要約したあと、その作品について論じてください。その際、作品のテーマや、印象に残ったシーンについて書くとよいでしょう。 ★あらすじを書き続けたり、映っているものをただ文字にしたりするのはやめましょう。制限時間内で書けるように準備しておきましょう(★メモ等の持ち込みは禁止です)。 日ごろから注目すべきポイント(★テーマ、ストーリー、シーン、演技、音楽、編集など)を意識して映画を観ること、★上映中あるいは上映後に、それをメモしておくことが大切です。
★構成まで指定されています。「最初にストーリーを簡潔に要約したあと、その作品について論じる」という順番です。★要約だけで終わるのが最もまずい答案だと、大学自身が書いています。
★注目すべき5つのポイント(テーマ、ストーリー、シーン、演技、音楽、編集)も名指しされています。
リベロ④と⑤は同じ日なので併願できない
★ここは出願前に決める必要があります。
★リベロ④(面接型)とリベロ⑤(小論文型)は同一試験日(2027年1月24日)のため、2つの選抜区分に出願することはできない。出願の際、1つを選択する。
★つまり「好きな映画について、話すか書くか」を選ぶことになります。
一般ルールとして「★同一試験日の併願はできません。試験日が異なる選抜の出願は可能です。ただし、出願書類と入学検定料がそれぞれ必要となります」とあります。
面接型のスピーチの指示(リベロ面接型)
映画で描かれたテーマを理解しているか、シーンを具体的に観ているか、そのうえで、それを自分の言葉で説明できるかが評価のポイントです。 ★選んだ映画について5分程度スピーチできるようにしておきましょう。 ★あらすじを話し続けたり、映っているものをただ言葉にしたりするのはやめましょう。 日ごろから注目すべきポイント(テーマ、ストーリー、シーン、演技、音楽、編集など)を意識して映画を観ること、★それを誰かと話す習慣を身につけておくことが大切です。
★評価のポイントは小論文型とまったく同じ文面です。違うのは★「自分の言葉で説明できるか」(面接)と「説得力のある文章で表現できるか」(小論文)の部分だけです。
面接は個人20分・面接員2名で、評価軸が5つ公開されている
★全区分共通で「個人/20分程度/面接員2名」です。
★評価軸が5つ、要項に文章で公開されています。
| 軸 | 要項の文言(要点) |
|---|---|
| ★1 熱意 | 「入学に向けたあなたの意志を審査します。」「なぜ本学に入学したいのか。本学の『アドミッション・ポリシー』、コースやカリキュラムを理解しているか。★いままでに人と一緒に何かをつくったことがあるか(映画や映像にかぎりません。もしない場合はこれから人と一緒につくる意志を示してください)、などが評価の対象となります。」 |
| ★2 映画力 | 「映画や小説や芸術・芸能に対するあなたの思いを審査します。」「あなたがいちばん好きな映画(あるいはベスト3)。好きな監督や役者。★映画を好きになったきっかけ。★映画を1か月にどれくらい観ているのか。どの媒体で観るのか(映画館、動画サブスクリプションなど)。観る映画をどのように選んでいるのか、などが質問されます。」 |
| ★3 表現力 | 「印象や感覚で話すのではなく、★具体的かつ論理的に、説得力のある主張ができるとよいでしょう。★ただし、うまく話せるかどうかだけを評価するわけではありません。いちばん大切なことは、あなたが何を考え、どう感じているかです。あなたがどんな人であるのかを面接員は重視します。」 |
| ★4 理解力 | 「本学が重視している★協働作業の場において、『聞く力』はとても大切です。想定外のことを聞かれる場合もあるかもしれませんが、★面接員は『正解』を求めているわけではありません。」 |
| ★5 一般知識 | 「日ごろから、★日本国内や海外で起こっていることに興味を持ち、それについて書かれた本などを読んでおきましょう。」 |
★「面接員はあなたのよいところを見つけるために質問をします。もちろん準備は大切ですが、必要以上に緊張したり、身構えたりせず、安心して面接に臨んでください。」という一文も付いています。
★「映画を1か月にどれくらい観ているのか」「どの媒体で観るのか」「観る映画をどのように選んでいるのか」が質問されると明記されています。
★「プレゼンテーション」「口頭試問」という語は要項全52ページで0件です。面接に冒頭プレゼンのような指定はありません。
提出物は「参考資料」で、合否判定の主材料ではない
★要項が明示している重要な設計です。
| 区分 | ★合否判定 | 参考資料 |
|---|---|---|
| 映像表現 | ★面接と大学入学希望理由書で総合評価 | 調査書、★映像作品 |
| 文章表現 | ★面接と大学入学希望理由書で総合評価 | 調査書、★キャラクターメイキング |
| 身体表現 | ★面接と大学入学希望理由書で総合評価 | 調査書、★身体表現体験講座でのパフォーマンスや取り組む姿勢 |
| リベロ①②③④⑥ 面接型 | ★面接と大学入学希望理由書で総合評価 | 調査書 |
| ★リベロ⑤ 小論文型 | ★小論文と大学入学希望理由書で総合評価 | 調査書 |
★どの区分でも「大学入学希望理由書」が合否判定の直接の材料です。添え物ではありません。
★提出した映像作品やキャラクターメイキングは参考資料で、面接の材料になります。
★身体表現体験講座は「※採点対象ではありませんが、参加は必須です。」と明記されていますが、「パフォーマンスや取り組む姿勢は参考とします」とも書かれています。
★配点は非公開です。要項全52ページで「配点」は3件だけで、★いずれも一般選抜A日程(英語100点・国語100点)です。★「満点」「得点」は0件で、総合型選抜については「総合評価」としか書かれていません。
※★各選抜ページに「奨学金制度」の行があるのは一般選抜A日程だけで、総合型選抜のページにはこの行がありません。
大学入学希望理由書の設問は5つ
★全区分共通で提出します。
| № | 設問(原文) | 形式 |
|---|---|---|
| 1 | ★日本映画大学を選んだ理由 | 罫線入りの枠(4行分) |
| 2 | ★これまでに出会ったもっとも美しいもの(こと、人) | 罫線入りの枠(4行分) |
| 3 | ★あなたが選ぶ映画作品ベスト3 | 表(作品名/監督名/公開年 3行) |
| 4 | ★人と一緒に取り組んだこと、人と一緒に取り組みたいこと | 罫線入りの枠(4行分) |
| 5 | ★リベロ①〜⑥、社会人選抜、編入学選抜の志願者のみ記入。ア)出願する選抜区分 イ)★試験当日、面接または小論文で述べる映画作品(※再受験の場合は、前回と違う作品) | 表(作品名/監督名/公開年 1行) |
★字数指定はありません。罫線の行数が実質の上限です。
★設問2の「これまでに出会ったもっとも美しいもの(こと、人)」が特徴的です。映画に限定されていません。
★設問4は「人と一緒に取り組んだこと」と「人と一緒に取り組みたいこと」の2つで、面接の評価軸1「熱意」(「いままでに人と一緒に何かをつくったことがあるか」)と対応しています。
★様式は冊子の切り取り式(「キリトリ線」)で、デジタル版から印刷して使うことはできません。
出願書類はすべて黒ボールペンの手書き
★要項に明記されています。
★出願書類はすべて志願者本人が黒のボールペンで記入(鉛筆や消せるボールペンは不可)
対象は★入学願書、経歴書、受験票、写真票、宛名シール、大学入学希望理由書、映像作品(の記入欄)、キャラクターメイキングです。
★各様式の冒頭に「(黒のボールペンで記入すること。=を使い修正してもよい)」とあります。
★ワープロ・パソコンに関する記述は要項に一切ありません(「ワープロ」「パソコン」がともに0件)。
★提出された書類は事由のいかんにかかわらず返還されません。
映像作品はUSBメモリで提出
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★内容 | ★時間・内容ともに自由(長さの上限なし) |
| ★ファイル形式 | ★「.mp4」「.wmv」を推奨 |
| ★提出方法 | ★USBメモリに収録。★志願者氏名を貼り付け、十分な保護をし、出願書類とともに同封 |
| ★返却 | ★されない(「提出されたUSBメモリは、返却いたしません。」) |
| ★共同制作 | ★個人・共同を問わない。共同の場合は★参加人数とそれぞれの担当および自分の役割を記入(例:脚本、監督、撮影、録音、編集、制作、出演〔○○役〕等) |
| ★作品解説 | ★専用欄・字数指定なし(制作者/タイトル/時間のみ記入。★説明は面接で口頭) |
| ★出所 | 「★放送部や映画研究会などの活動、文化祭向けにクラスで制作した作品などでもかまいません」「★本学のイベント『映像表現ワークショップ』でつくった成果物を提出してもかまいません」 |
★面接で聞かれることも要項に書かれています。
★提出した映像作品について、自分がどんなポジションで取り組んだのか(脚本、監督、撮影、録音、編集、制作、出演など)を話してください。 ★提出した映像作品について、簡潔に説明してください(作品のねらい、ストーリーなど)。 ★制作するうえで目指したこと、工夫したこと、うまくいったこと、うまくいかなかったこと、また、今後どんな作品をつくりたいのかなども話してください。
★「うまくいかなかったこと」も聞かれます。
★写真・脚本・シナリオを提出する区分はありません。文章表現は「小説や脚本(シナリオ)などの文章表現に興味がある人を対象とした試験」ですが、提出物は★キャラクターメイキングの所定様式です。
キャラクターメイキングの様式
★課題は要項に印刷されています。
★(課題)あなたの身近にいる人物をモデルにして、キャラクターをひとりつくってください。
表面の記入欄:★年齢/性別/外見/社会的身分(高校生、会社員など)/家族構成/趣味/名前
裏面:「★そのキャラクターの特徴を記述してください。」→ ★性格/美点/欠点/過去/現在/願望
裏面下部:「★あなたのキャラクターが最近「楽しかったこと」または「嬉しかったこと」を、想像して記述してください。」(罫線のみ、★字数指定なし)
★「美点」と「欠点」の両方を書かせます。★「過去/現在/願望」という時間軸の指定も入っています。
★面接で聞かれることも要項に書かれています。
★提出したキャラクターをどのようにつくったのか(誰をモデルにしたのか、なぜその人をモデルにしたのかなど)を話してください。 ★キャラクターをつくるうえで工夫したこと、うまくいったこと、うまくいかなかったこと、書ききれなかったことなども話してください。 ★すでに小説などを書いている、書いたことがある人は、その経験について話してください。
身体表現は体験講座を受けてから面接
★「身体表現体験講座」は試験内容の表には入っていません。要項は「当日の予定」欄に置き、★「※採点対象ではありませんが、参加は必須です。」と明記しています。試験内容表は「面接/20分程度」だけです。
講座の中身(要項)
講師の指示にしたがってウォーミングアップを行い、そのあとで課題に挑戦します。★個人演技かグループ演技かは、その年の課題によって異なります。 *★着替え(動きやすい服)と運動靴を準備してください。
★面接では「当日の身体表現体験講座を受講してみて、感じたことを話してください」と聞かれます。
★実技試験・適性検査はありません(「実技」「適性」「適性検査」がすべて0件)。
Web出願がない。冊子の願書が必要
★ここで出遅れる人がいます。
★要項全52ページで「Web出願」「インターネット出願」「オンライン出願」「電子出願」がすべて0件です。
★本学の出願は冊子版の『学生募集要項(入学願書)』が必要です。※海外出願はのぞく。
冊子の入手方法
- ★テレメールで資料請求(★発送日から3〜5日かかります)
- ★新百合ヶ丘キャンパス事務室窓口で受取(月〜金 9:00〜17:00、土 9:00〜13:00)
- ★6月下旬以降のオープンキャンパス等の本学イベントで配布
出願方法
★入学願書一式と出願書類すべてを所定の封筒(学生募集要項に付属)に入れ、郵便局から書留の速達で郵送、または窓口出願日に新百合ヶ丘キャンパスに持参(10:00〜15:00)します。
★窓口出願は各区分で指定された1日だけです。★しかも新百合ヶ丘キャンパスで、試験会場の白山キャンパスとは別のキャンパスです。
★受験票は大学が郵送します(受験票に★385円分の切手を貼って提出。窓口出願・海外出願は切手不要)。試験日の3日前までに届かない場合は入試事務室へ連絡します。
★2回目以降の出願では、冊子の学生募集要項(入学願書一式)を取り寄せ直す必要があります。出願資格を証明する書類を除き、その他の書類は改めて提出します(入学願書の写真貼付欄の下に★前回の受験番号を記入)。
日程。合否は「発送日」で、到着は1〜2日後
★試験はすべて白山キャンパスで13:00開始・集合12:30です。
| 区分 | 郵送出願(必着) | 窓口出願(1日のみ) | 試験日 | 合否通知 発送日 |
|---|---|---|---|---|
| ★映像表現・文章表現 | 2026/9/1〜★9/8 | ★9/9のみ | ★2026/9/13 | 10/3 |
| ★身体表現 | 2026/9/1〜★9/15 | ★9/16のみ | ★2026/9/20 | 10/3 |
| リベロ① 面接型 | 2026/9/10〜9/23 | 9/24のみ | 2026/9/27 | 10/3 |
| リベロ② 面接型 | 2026/9/30〜10/13 | 10/14のみ | 2026/10/18 | 10/24 |
| リベロ③ 面接型 | 2026/10/21〜11/3 | 11/4のみ | 2026/11/8 | 11/14 |
| ★リベロ④ 面接型 | 2027/1/6〜1/19 | ★1/20のみ | ★2027/1/24 | 1/30 |
| ★リベロ⑤ 小論文型 | 2027/1/6〜1/19 | ★1/20のみ | ★2027/1/24 | 1/30 |
| リベロ⑥ 面接型 | 2027/2/10〜2/23 | 2/24のみ | ★2027/3/3(水) | 3/6 |
★合否通知は「発送日(投函日)」であって到着日ではありません。到着は発送日の1〜2日後です。
★インターネット・電話による合否照会は行われません。
★リベロ⑥だけ試験日が水曜です(他は日曜)。
★試験日(日曜)は新百合ヶ丘駅から白山キャンパスへのバスが混雑するため、集合12:30に間に合うよう新百合ヶ丘駅に11:15〜11:45に到着するよう各自調整することと案内されています。
★試験会場入場後、構外への外出はできません(昼食は事前に済ませるか持参)。
本番より前に来る締切が3つある
| 内容 | 期限 |
|---|---|
| ★個別の入学資格審査の認定申請 | ★各選抜の出願開始日の2か月前まで |
| ★受験上・修学上の特別な配慮の相談 | ★各選抜の出願開始日の1か月前までに入試事務室へ |
| ★入学検定料の支払可能期間 | ★各選抜の出願開始日の1週間前から出願締切日まで |
★出願書類の証明書(調査書等)は出願3か月以内に発行され、発行者が厳封したもの(開封無効)。★写真も出願3か月以内に撮影したカラー写真です。
★冊子の取り寄せに3〜5日かかるので、実質これも本番前の締切として数える必要があります。
検定料。2回目以降は10,000円
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| ★総合型選抜 映像表現・文章表現・身体表現 | ★35,000円 |
| ★総合型選抜 リベロ①〜⑥ | ★35,000円 |
| (参考)外国人留学生選抜 | 45,000円 |
| ★今年度において2回目以降の出願 | ★10,000円 |
★「本学の2027年度入学者選抜において2回目以降の出願は、再出願する選抜区分にかかわらず入学検定料は10,000円となります。」
★納入された入学検定料は、いかなる場合も返還されません。★納入後、出願する選抜区分の変更もできません。
支払いは★E-支払いサービスで登録後、コンビニ/クレジットカード/銀聯ネット決済。★支払い後に取得した「収納証明書」を入学願書の所定欄に貼ります。
専願だが、入学許可を保持したまま授業料免除を狙える
★ここが最も見落とされている規定です。
★「入学者選抜の成績優秀者に対する授業料減免」 対象:★一般選抜A日程における成績上位者 (★※すでに受験・入学手続を完了している者も、入学許可を保持したまま一般選抜A日程を受験し、授業料減免の対象となることが可能。) 金額:★年額1,000,000円(1年次授業料全額免除) 人数:★10名以内
★総合型選抜(専願)で合格して入学手続を終えた人も、合格を保持したまま一般選抜A日程を受けて、1年次授業料全額免除(100万円)を狙えます。
★専願であることと両立する公式の規定で、要項に明記されています。
★ただし2回目以降の出願扱いになるため、入学検定料10,000円と出願書類の再提出が必要です。一般選抜A日程は★英語・国語(各100点)です。
★「特待生」という名称の制度はありません(要項全52ページで「特待」が0件)。日本映画大学奨学金は★すべて返還不要の給付型です。
★自宅外通学支援奨学金は選抜区分を問いません。★神奈川県・東京都および近郊以外から入学し自宅外通学をする1年次生が対象で、★年額300,000円(★50名を限度)です。
辞退しても入学金+前期学費は返ってこない
★専願と直結する重要点です。
やむを得ない理由により入学手続完了後に入学を辞退する場合は、入学金を除く前期学費を返還いたします。(2027年3月31日16時までに所定様式を提出) ★ただし、総合型選抜および学校推薦型選抜で合格し、入学手続を完了した場合は、入学金および前期学費は返還できません。
★総合型選抜で入学手続まで進むと、辞退しても入学金300,000円+前期学費800,000円=110万円は戻りません。
★他の区分(一般選抜など)は入学金を除いて返還されます。
★入学手続時納入金は1,100,000円(入学金300,000円を含む)、★年間計1,900,000円です。
出願資格
| 項目 | 確認結果 |
|---|---|
| ★評定(全体の学習成績の状況) | ★要件なし(要項全52ページで「評定」が0件)。★成績基準は一切ありません |
| ★英語資格・外部検定 | ★要件なし(「英検」「TOEIC」「TOEFL」「GTEC」「CEFR」がすべて0件) |
| ★既卒 | ★可(「卒業した者、および2027年3月卒業見込みの者」) |
| ★専願 | ★専願(「合格した場合は必ず入学することを確約できる者」) |
| ★事前イベント参加 | ★出願要件ではありません。ワークショップは任意で、「★つくった成果物を提出してもかまいません」という扱いです |
| ★年齢 | ★下限あり・上限なし。「2027年3月31日現在★満18歳以上の方が対象で、★年齢の上限はありません」(社会人選抜のみ満22歳以上) |
| ★制作経験・学習歴 | ★不要。「可能です。★映画が好きなことが受験資格です」とQ&Aに明記 |
| ★調査書 | ★全員提出(厳封・開封無効)。ただし合否判定では参考資料 |
学校推薦型選抜との境界
| 判別材料 | ★総合型選抜 | 学校推薦型選抜 公募制 |
|---|---|---|
| ★専願 | ★専願 | ★専願 |
| ★評定 | ★基準なし | ★全体の学習成績の状況が3.0以上 |
| ★推薦書 | ★不要 | ★必要(学校長等の推薦) |
| ★既卒 | ★可 | ★不可(「2027年3月卒業見込みの者」=現役限定) |
| 募集人員 | 45名 | ★10名(2026年度の15名から減りました) |
★総合型選抜と学校推薦型選抜はどちらも専願なので、専願かどうかでは見分けられません。★評定基準・推薦書・既卒可否の3点で判別します。
★一般選抜・外国人留学生選抜・社会人選抜・編入学選抜は併願可です。★出願資格①に入学確約の条項がありません(一般選抜A日程の出願資格①は「アドミッション・ポリシーを十分に理解している者」だけです)。
過去問は一般選抜のものだけ
★要項に「過去の試験問題」の章があります(冊子P38〜P48)が、★掲載されているのは一般選抜だけで、総合型選抜の過去問は公開されていません。
- 2026年度 一般選抜 ★A日程 英語・国語
- 2026年度 一般選抜 ★B日程 小論文
- 2026年度 一般選抜 ★C日程 小論文
★入手は冊子版の学生募集要項またはデジタルパンフレットです。★大学サイトに独立した「過去問」ページはありません。
★出題意図にあたるものは、要項の「2027年度入学者選抜 選考方法とアドバイス」で、総合型選抜を含む全区分について公開されています(上の評価軸5つと書き方の指示がそれです)。
参考:一般選抜B日程の小論文(2026年度)
出典は★今村昌平著『映画は狂気の旅である:私の履歴書』(2004年、日本経済新聞出版社)です。リード文に「日本映画大学の前身である日本映画学校を創設した映画監督である今村昌平(1926-2006)の…からの抜粋である」とあります。
- ★問1.あなたがこれまでに観た映画で使われていた小道具で、印象的なものについて論じなさい。(200字以内)
- ★問2.この文章の内容を踏まえて、映画をつくるとはどういうことかを、自由に論じなさい。(600字以内)
参考:一般選抜C日程の小論文(2026年度)
★試験場で上映される映画を鑑賞して書く形式です。★「解答は全体で800字以内。ただし、各設問への字数配分は自由とする。」
- ★問1.【登場人物A】と【登場人物B】の生活背景を比較しなさい。
- ★問2.【登場人物A】の心の動きを説明しなさい。
- ★問3.この映像に映っている印象的なものについて、気がついたことを書きなさい。
- ★問4.この映像を観て感じたことを書きなさい。
★C日程は「1回の上映時間は10〜15分程度で、2回上映します」「問題用紙には、設問のほかに作品情報(製作年、スタッフ、キャストなど)も記載されています」「1回目の上映前に問題用紙を配付します」「上映中にメモを取りながら鑑賞してください」「設問のなかには『正解』ではなく、『想像力』を問う問題も含まれます」と案内されています。
★これらは一般選抜の過去問で、リベロ⑤小論文型のものではありません。リベロ⑤は★課題文も映像も与えられず、受験生が出願時に指定した映画1本について書く形式なので、形式がそもそも違います。
入試結果
2026年度
| 選抜区分 | 募集人員 | 受験者数 | 入学者数 |
|---|---|---|---|
| ★総合型選抜 映像表現/文章表現/身体表現 | 15 | ★29 | ★23 |
| ★総合型選抜 リベロ①〜⑧ | 30 | ★37 | ★30 |
| (参考)学校推薦型選抜 | 15 | 13 | 13 |
| (参考)一般選抜 A・B・C日程 | 40 | 49 | 22 |
| (参考)外国人留学生選抜 1〜3期 | 25 | 80 | 38 |
★志願者数と合格者数は公開されていません。公開されているのは★募集人員・受験者数・入学者数の3つだけです。
★3区分(映像/文章/身体)の内訳、リベロの回ごとの内訳も非公開です(まとめて1列)。
★公開されているのは2026年度の1年分だけです。
★2026年度のリベロは①〜⑧(8回)でした。
2027年度の変更点
| 項目 | 2026年度 | ★2027年度 |
|---|---|---|
| ★リベロの回数 | ★①〜⑧(8回) | ★①〜⑥(6回) |
| ★学校推薦型選抜 公募制の募集人員 | ★15名 | ★10名 |
| 総合型選抜(映像/文章/身体)の募集人員 | 15名 | ★15名(変更なし) |
| ★総合型選抜 リベロの募集人員 | 30名 | ★30名(★回数は8→6に減りましたが人数は据え置き) |
★リベロは回数が減って人数が同じなので、1回あたりの枠は増える計算になります。
★募集人員の合計は、学校推薦型の5名減のぶんだけ減りました(2026年度125名+若干名→2027年度120名+若干名)。総合型選抜の45名は不変です。
※★2026年度の要項そのものは入手できませんでした(デジタルパンフレットは2027年度版に差し替えられ、Internet Archiveも調査時点でサービス停止中)。★リベロ⑤の時間・字数、面接の形式、大学入学希望理由書の設問、映像作品・キャラクターメイキングの課題については、変更の有無が確認できていません。
生成AIの記載はない
★要項全52ページで「生成AI」「AI」「ChatGPT」「GPT」「チャットボット」「機械翻訳」がすべて0件です。
★関連語も0件です(「剽窃」「盗用」「代筆」「著作権」「自作」「オリジナル」)。
★大学サイトの入試関連ページ16本を検索しても0件です。
受験当日のルールとして関連するのは★「インターネット接続機器および電子機器の使用を禁止します。スマートフォン・ウェアラブル端末・スマートウォッチ・イヤホン等は、電源を切りカバンにしまって受験してください。」と、小論文での★「電子辞書やスマートフォンのアプリケーションは不可」だけで、★出願書類作成時の生成AI利用については一切の規定がありません。
★ただし出願書類はすべて黒のボールペンで手書きなので、様式そのものが手書きを前提にしています。
準備の順番
| 時期 | やること |
|---|---|
| 高3 春〜夏 | ★冊子の学生募集要項(入学願書)を取り寄せる。★Web出願がないので、冊子がないと出願できません(テレメールは発送日から3〜5日) |
| 高3 春〜夏 | ★どの区分で受けるか決める。★作品を出すなら映像表現(映像作品)か文章表現(キャラクターメイキング)、作品なしならリベロ。★リベロ④と⑤は同じ日なので、話すか書くかを選びます |
| 高3 6〜7月 | ★個別の入学資格審査が必要なら出願開始日の2か月前まで。★配慮の相談は1か月前まで |
| 高3 夏 | ★好きな映画を1本決める(リベロ志望)。★出願時に作品名・監督名・公開年を書き、あとから変更できません。★題材の限定はありません |
| 高3 夏 | ★その映画について800字書く練習をする。★要項の指示どおり「最初にストーリーを簡潔に要約したあと、その作品について論じる」。★あらすじを書き続けるのが最もまずい答案です |
| 高3 夏 | ★注目すべき5点(テーマ、ストーリー、シーン、演技、音楽、編集)を意識して映画を観て、上映中・上映後にメモを取る。★本番はメモ持ち込み禁止です |
| 高3 夏 | ★面接型を選ぶなら、同じ映画について5分程度スピーチできるようにする(★それを誰かと話す習慣をつけると要項にあります) |
| 高3 夏 | ★大学入学希望理由書を黒ボールペンで書く(設問5つ、字数指定なし)。★設問2「これまでに出会ったもっとも美しいもの」は映画に限定されていません |
| 高3 夏 | ★面接の評価軸5つを読む。★「映画を1か月にどれくらい観ているのか」「どの媒体で観るのか」「観る映画をどのように選んでいるのか」が質問されると明記されています |
| 高3 9月1〜8日 | ★映像表現・文章表現の出願(試験9/13)。★映像作品はUSBメモリで同封 |
| 高3 9月1〜15日 | ★身体表現の出願(試験9/20)。★着替えと運動靴を準備 |
| 高3 9月〜2027年2月 | ★リベロ①〜⑥の出願。★2回目以降の出願は検定料10,000円ですが、★冊子を取り寄せ直す必要があります |
| 高3 入学手続後 | ★一般選抜A日程(英語・国語)を受けて1年次授業料全額免除(100万円・10名以内)を狙える(入学許可を保持したまま受験可。検定料10,000円) |
まとめ
- 日本映画大学の総合型選抜は★9区分(映像表現/文章表現/身体表現/リベロ①〜⑥)。★募集人員は45名(3区分で15名、リベロで30名。★内訳は非公開)
- ★作品を出す方式と、作品なしで小論文だけで受験できる方式が別にあります
- ★リベロ⑤小論文型は、好きな映画1本について60分・800字程度。★課題文はなく、受験生が題材を選びます。★題材の限定は一切なし(本数が「1本」だけ)
- ★作品は出願時に大学入学希望理由書で確定し、出願後の変更は認められません。再受験の場合は前回と違う作品です
- ★リベロ④(面接型)と⑤(小論文型)は同じ日(2027年1月24日)なので併願できません。「話すか書くか」を出願時に選びます
- ★要項が書き方を指示しています。「最初にストーリーを簡潔に要約したあと、その作品について論じる」。★「あらすじを書き続けたり、映っているものをただ文字にしたりするのはやめましょう」
- ★注目すべき5点(テーマ、ストーリー、シーン、演技、音楽、編集)が名指しされ、「上映中あるいは上映後にメモしておくこと」と書かれています。★本番はメモ持ち込み禁止です
- ★辞書(国語辞典・類語辞典)は使用可。電子辞書・スマホアプリは不可。筆記具は★黒の鉛筆またはシャープペンシル
- ★面接は全区分共通で個人・20分程度・面接員2名。★評価軸5つ(熱意/映画力/表現力/理解力/一般知識)が要項に文章で公開されています
- ★「映画を1か月にどれくらい観ているのか」「どの媒体で観るのか」「観る映画をどのように選んでいるのか」が質問されると明記されています
- ★「プレゼンテーション」「口頭試問」は要項に0件。面接に冒頭プレゼンのような指定はありません
- ★提出した作品・課題は「参考資料」で、合否判定の主材料ではありません。★どの区分でも「大学入学希望理由書」が合否判定の直接の材料です
- ★配点は非公開(「配点」の3件はすべて一般選抜A日程)。★「満点」「得点」は0件
- ★映像作品は時間・内容ともに自由でUSBメモリ提出(.mp4/.wmv推奨、★返却なし)。★共同制作も可で、参加人数と自分の役割を記入します
- ★キャラクターメイキングは「身近にいる人物をモデルに」という課題で、★美点と欠点の両方、過去/現在/願望を書かせます
- ★身体表現体験講座は「採点対象ではありませんが、参加は必須」。★着替えと運動靴が必要です
- ★Web出願がありません。★冊子版の学生募集要項(入学願書)が必須で、郵送(書留の速達)か★窓口(指定日1日のみ・新百合ヶ丘キャンパス)。★試験会場は白山キャンパスで別のキャンパスです
- ★出願書類はすべて黒のボールペンで手書き(鉛筆・消せるボールペン不可)
- ★合否通知は「発送日(投函日)」で、到着は1〜2日後。★インターネット・電話での照会は不可
- ★本番より前の締切が3つ(入学資格審査は出願開始日の2か月前、配慮の相談は1か月前、検定料の支払開始は1週間前)
- ★評定の基準も英語資格の条件もありません(それぞれ0件)。★既卒可、年齢上限なし、制作経験も不要(「映画が好きなことが受験資格です」)
- ★学校推薦型選抜との境界は、評定基準(3.0以上)・推薦書・既卒可否の3点。★どちらも専願なので専願かどうかでは見分けられません
- ★過去問は一般選抜のものだけで、総合型選抜のものは公開されていません。★ただし評価のポイントと書き方の指示が要項で全区分について公開されています
- ★専願ですが、入学許可を保持したまま一般選抜A日程を受けて1年次授業料全額免除(100万円・10名以内)を狙える規定が要項に明記されています(2回目以降の出願扱いで検定料10,000円)
- ★総合型選抜で入学手続まで進むと、辞退しても入学金300,000円+前期学費800,000円=110万円は返還されません(他の区分は入学金を除いて返還)
- ★検定料は35,000円。★今年度2回目以降の出願は区分にかかわらず10,000円です
- ★2027年度はリベロが8回→6回に減りました(★人数は30名で据え置きなので1回あたりの枠は増える計算)。★学校推薦型は15名→10名
- ★生成AIの記載はありませんが、★出願書類はすべて手書きです
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