小論文キャンパス総合型選抜の志望理由書と小論文

総合型選抜の対策はいつから始めるべきか。学年別のやることリスト

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高3の夏から始めて間に合うのか、高2のうちに何をしておくべきか。総合型選抜の準備を時期ごとに分解し、それぞれの段階で本当にやるべきことを整理しました。

「総合型選抜の対策はいつから始めればいいですか」という質問には、時期によって別の答えがあります。

先に結論を言うと、高3の6月から始めても出願自体は間に合います。ただし、間に合うのと通るのは別です。差がつくのは書類の完成度ではなく、書く材料をどれだけ持っているかだからです。材料集めには時間がかかります。

総合型選抜のスケジュール

大学によって差はありますが、標準的な流れはこうです。

時期 起きること
5〜6月 募集要項が公表される
8〜9月 エントリー・出願
9〜11月 書類選考、面接、小論文、プレゼン
11〜12月 合格発表

出願が8〜9月なので、書類は7月には形になっている必要があります。そして書類に書く材料は、それ以前に持っているものからしか出てきません。

高2の今できること

高2で「総合型を受けるかもしれない」と考えているなら、いま準備すべきものは1つだけです。

記録を取ること。

具体的にはノートでもスマホのメモでも構いません。次の3つを、思い出したときに書き留めておいてください。

  1. 驚いたこと・意外だったこと
  2. 納得できずにもやもやしたこと
  3. 誰かに話したくなったこと

これが半年分たまると、志望理由書も探究テーマも、そこから引っ張り出せるようになります。逆に、これを持たずに高3の夏を迎えると、記憶をゼロから掘り起こす作業に2か月を使うことになります。

評定平均を上げておくことも重要です。出願要件で足切りされると、書類の中身以前に受験できません。

高3の4〜6月:志望校と材料を決める

この時期にやることは、書くことではありません。

  • 志望校を3〜5校に絞り、募集要項を実際に読む(去年のもので構いません)
  • 各校の「求める学生像」をノートに書き写す
  • 自分の経験のうち、どれをどの大学に使うかを対応させる

募集要項を読まずに志望理由書を書き始める受験生が本当に多いのですが、そこには大学が何を評価するかが明記されています。読まないのは、答えが配られている試験で答えを見ないのと同じです。

高3の6〜7月:書く

ここで初めて書き始めます。1本目は必ずひどい出来になりますが、それで正常です。

重要なのは、書いたものを他人に読ませて、質問してもらうことです。直してもらうのではありません。

「なんでそう思ったの?」 「それって具体的にはどういうこと?」

この2つの質問に答えていくと、書類は勝手に良くなります。逆に大人に直してもらった書類は、面接で必ず崩れます。

高3の8〜9月:出願と面接準備

書類が固まったら、面接の準備に移ります。ここで一番効くのは、自分が出した書類を音読することです。

書いた本人が読んでつまずく箇所は、面接官が必ず質問してきます。つまずいた箇所こそ、あなたが自分でも消化できていない部分です。

「今からでも間に合いますか」への答え

高3の夏に相談に来る受験生には、こう答えています。

書類は間に合います。ただし、材料集めをする時間はもうありません。

だから今からやるべきなのは、新しい経験を作りにいくことではなく、これまでの3年間を棚卸しすることです。具体的には、中学以降の出来事を時系列で紙に書き出す作業を、2時間まとめて取ってください。

この2時間をやった人と、やらずに書き始めた人では、書類の具体性がはっきり変わります。

まとめ

  • 出願は8〜9月。書類は7月には形にする
  • 高2でやるべきは記録を取ることと、評定を落とさないこと
  • 高3の4〜6月は書かない。募集要項を読み、材料を対応させる
  • 書いたものは直してもらわず、質問してもらう
  • 直前でも、3年間の棚卸しを2時間やれば間に合う

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